図形と方程式
公開日
2021年1月21日
更新日
2022年9月17日
図形を扱う幾何学は紀元前3,000年頃のエジプト文明や紀元前3世紀のユークリッドの原論に始まる数学の中でも最も古い歴史ある分野です。幾何学は古くから図形を描くことによって研究されてきました。
しかし、17世紀にデカルトが座標平面を発明したことで、図形を数を使って表し、研究することができるようになりました。
本講座ではデカルトが始めた方程式を使って図形を表します。これまで作図を行うことでしかわからなかった図形の性質や、解けなかった問題を方程式を使って扱います。
受講内容
まずは最も基本的な図形である直線を方程式で表し、与えられた条件から直線の方程式を求める方法を学習します。
また、作図において直線の次に基本的な図形である円を方程式で表し、直線と円の位置関係や、円と円の位置関係を方程式の形で理解します。
その後、古くから知られている放物線、双曲線、楕円などに従来とは異なる新しい定義を与え、これらを方程式で計算することで、いずれも二次曲線と呼ばれる図形の例であることを学びます。
最後にサポートベクターマシンといった機械学習の分野でも使われ、他にも様々な応用がある、方程式や不等式が表す軌跡、領域について学習します。
※内容はお客様のご要望等によって変更することがあります。
受講対象
1)高校数学からやり直したい方
2)補助線を引いて図形問題を解くことに飽きている方
必要な数学知識
モデルプラン
1)直線の方程式
2)円の方程式
3)二次曲線
4)軌跡と領域
5)媒介変数表示と極座標