TG-WEB・SCOAの計数(数学)対策|従来型・新型の違いと頻出問題の解き方
公開日
2026年8月2日
更新日
2026年10月17日
この記事の主な内容
この記事のポイント
- TG-WEB・SCOAは適性検査で、計数・数理では計算や条件を整理して答えを求める力を使います
- 割合・並び順・図形の学習用例題を、意味から式や図につなげて解説します
- 「従来型」「新型」は対策教材で使われる呼び分けです。受検案内と練習画面を先に確認します
- まず時間を外して解き方を理解し、その後に自分が受ける形式で速さを練習します
TG-WEB・SCOAとは|計数対策で学ぶこと
TG-WEBとSCOAは、企業などが採用や人材の評価に使う適性検査です。計数・数理の対策では、四則演算や割合に加え、文章の条件を整理したり、図形の関係を読み取ったりする練習をします。検査全体には性格などを測るものもあり、すべてが数学の問題ではありません。
数学の公式を一度に覚え直す前に、何を求める問題か、どの数や条件を使うかを確かめましょう。たとえば値引きの問題なら「値引き額」か「支払額」かで答えが変わります。この意味と計算をつなぐことが、対策の土台です。
従来型・新型とSCOAの違いを確認する
TG-WEBは対策教材で「従来型」「新型」と呼ばれることがあります。次の表は対策上の目安であり、すべての受検者に同じ出題を約束するものではありません。実際の検査構成は企業や実施方式によって異なるため、受検案内と練習画面を優先してください。
| 対策で使われる区分 | 練習する内容の例 | 意識すること |
|---|---|---|
| TG-WEB 従来型 | 図形・展開図・推論・暗号など | 条件を図や表に置き換えて考える |
| TG-WEB 新型 | 四則演算・図表の読み取りなど | 正確さを保って処理する |
| SCOA | 数理(四則演算・数的推理)など | 受ける検査の測定領域に合わせる |
TG-WEBとSCOAには複数の検査・実施方式があり、SCOAにはSCOA-i2もあります。名称だけで学習範囲や制限時間を決めず、TG-WEB公式/SCOA公式と、受検先から届く案内を確認しましょう。
例題で理解する|計算・条件整理・図形の解き方
ここからは解き方の基礎を説明するための学習用の架空例です。実際の試験問題の転載や、出題頻度・難易度を示すものではありません。
割合|800円の20%引きはいくらか
定価800円の商品を20%引きで買うときの支払額を求めます。20%は「もとの金額の100分の20」です。まず値引き額を計算すると、800×0.20=160円。支払額は800−160=640円です。
残りが80%と考えれば、800×0.80=640円でも求められます。160円は値引き額、640円は支払額です。何を求めた数なのかを言葉で確かめ、別の計算で検算できるようにします。
条件整理|3人の並び順を漏れなく数える
A・B・Cの3人が一列に並び、AはBより前にいるとします。条件を無視すると、先頭は3通り、その次は2通り、最後は1通りなので、並び方は3×2×1=6通りです。
6通りをABC、ACB、BAC、BCA、CAB、CBAと書き出します。このうちAがBより前にいるのはABC・ACB・CABの3通りです。「Aは必ず先頭」と読み替えるとCABを落としてしまいます。問題文の条件を短く書き、候補ごとに満たすか確認するのがポイントです。

図形|立方体の表面積を面に分けて考える
1辺が2cmの立方体の表面積を求めます。表面は同じ正方形6枚でできています。1枚の面積は2×2=4cm²なので、全体は4×6=24cm²です。
2×2×2=8cm³は体積で、表面積とは別の量です。図形では「長さ・面積・体積のどれを求めるか」を先に確かめます。展開図や回転の問題でも、面や辺に印を付け、どの部分がどう移るかを一つずつ追います。
自分の形式に合わせた学習の進め方
- 受検形式を確認する。案内と練習画面から、出題領域、時間、解答方法、電卓などの条件を把握します。
- 時間を外して例題を解く。割合ならもとにする数、推論なら条件、図形なら求める量を言葉にします。解説を閉じても手順を説明できるか確かめます。
- 数字や条件を変えた類題を解く。答えだけを覚えず、同じ考え方を使えるか確認します。止まった箇所に応じて、計算・条件整理・図形へ戻ります。
- 本番と同じ条件で時間を測る。正確に解けるようになってから処理の速さを練習し、見直し時間も含めて配分を調整します。
「数学が苦手」とまとめず、式を作る前で止まったのか、計算で誤ったのか、時間が足りなかったのかを記録します。条件の読み取りが原因なら図や表、計算が原因なら割合や四則演算、時間が原因なら手順の整理を練習します。

受検前に確かめる時間配分・電卓・解答方法
検査と実施方式によって、制限時間や電卓の使用条件は異なります。教材の一般説明だけで判断せず、実際の受検案内に従ってください。
後で問題へ戻れる形式なら、迷った問題を飛ばして後で考える方法があります。戻れない形式では同じ方法を使えないため、練習画面で操作を確認し、時間を使いすぎたときの解答方針を決めます。すべての形式に共通する「1問何秒」という数字を固定しないことが大切です。
よくある質問(FAQ)
Q1. TG-WEBに高度な数学は必要ですか?
計数対策の土台は四則演算・割合・図表や条件の読み取りです。専門的な大学数学の総復習から始めるより、受検案内と練習画面で必要な範囲を確認し、例題の解き方を理解しましょう。
Q2. 電卓は使えますか?
使用条件は検査と実施方式によって異なるため、一律には言えません。受検案内に記載されたルールを確認し、同じ条件で練習しましょう。
Q3. 従来型と新型はどう見分けますか?
主に対策教材で使われる呼び分けです。名称や企業名だけで断定せず、案内された検査画面や練習問題で出題の中心を確認してください。
Q4. SCOAは何から対策すべきですか?
受検する検査の測定領域を確認します。数理が課される場合は、割合や四則演算の意味を例題で確かめ、数的推理など必要な分野へ進みます。時間を外して理解してから、本番の条件で速さを練習しましょう。
まとめ|意味を理解してから、形式に合わせて練習する
TG-WEB・SCOAの計数対策では、求めるものを言葉にし、数字や条件を式・表・図へつなぐことが土台です。割合ならもとの金額、並び順なら条件、図形なら求める量を確認します。そのうえで、受検形式に合った範囲と時間配分で練習を重ねましょう。
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