メッセージ

私は2010年、日本で初めて「大人のための数学教室」を立ち上げました。
当時は「数学＝受験のための科目」というイメージが強く、大人が学び直す場など誰も考えていませんでした。ところが、実際に教えてみると驚きの連続です。

受講する社会人の多くが、「数学がどこで役立つかわからない」「計算って、やる意味あるの？」と、まるで子どものように首をかしげるのです。

義務教育を終えたはずなのに、現実の社会と数学がつながっていない。
“2×3＝6” は知っているけど、それがビジネスや日常にどう役立つかは知らない。そんな大人が日本中にあふれていることを目の当たりにしました。

ところが、時は流れて私の娘が小学生になると、今度は「親としての目線」で教育の現実が見えてきました。
まず、既存の学習塾は料金が高すぎる。そこで出る宿題は山のようにあり、子どもたちはどんどん疲弊していく。
私はかつて中学受験の塾で働いていたので、その「宿題地獄」をよく知っています。算数は好きだったはずなのに、問題集を前に疲れ切っていく子どもを何人も見てきました。

「これじゃあ学ぶのが嫌いになるのも当然だよなあ」と思わず苦笑してしまうほどです。

だから私は決めました。
学びは「楽しい」ことが第一条件。親としては「財布にやさしい」ことも大事。

そしてテーマは「算数思考力」。ただの算数ではありません。単に公式を覚えるのではなく、「現実とつながる数学」を使って、問題解決に役立ててもらうこと。これこそが本当に価値のある学びだと信じています。

よく聞かれるのは、「それって中学受験に役立ちますか？」という質問。

私はこう答えます。
「受験に役立たないわけがありません。もしこれが将来役立たないなら、その受験の方が間違っています。」
ちょっと挑発的ですが、本音です（笑）。
あなたもぜひ、一度体験セミナー・説明会にお越しください。
「算数ってこんなに面白かったのか！」と驚いていただけるはずです。