【リスキリング特集②】 中学数学から学べる8つの重要スキル!
公開日
2023年12月28日
更新日
2023年12月28日
みなさんこんにちは!和からの数学/算数講師の岡本です。今日は中学数学の学びなおしについてお話をしていきたいと思います。
3年分の中学数学を半年で学習する、和からの長期カリキュラムはこちら↓
この記事の主な内容
1.中学数学の内容とロードマップ
中学数学は基本的な数学の概念やスキルを学びます。学年が分かれていて、さまざまな内容が登場してくるのでわかりにくいですが、中学数学で学ぶ内容は大きく2つの軸になっています。
1.解析
文字(変数)を用いて数式を扱います。1次方程式や2次方程式、多項式や関数を扱い方に焦点が当てられます。また、数式を用いて様々な問題を解くスキルが養われます。
2.幾何
幾何学では、点、線、平面、図形などの基本的な幾何学の概念から出発し、面積、体積、三角形、円などの図形に関する性質や計算を学びます。また、平行線や合同、相似などの幾何学的な概念も導入されます。
この2つの軸と別にあるのが基本的な計算(四則演算、負の数、平方根)と、「データ分析」の分野です。中学数学では、シンプルな確率や統計の概念に触れたり、データの集計や調査方法、グラフの読み取りといったお仕事でも使用する基本的な統計/データサイエンスの概念を学びます。こうしたデータ分析のスキルは高度化した情報化社会やIT社会において非常に重要視されているため、そこに紐づく中学数学の基礎を学びなおす方は増えてきています。
2.中学数学は多くの基礎能力とつながっている
大人の方が中学数学を学ぶことは、さまざまなスキルやメリットをもたらすことがあります。いくつかの例を挙げてみましょう。
【①論理思考の向上】
数学は論理的思考を鍛える優れた手段です。数学の問題解決は論理的に考え、ステップバイステップで解決策を導き出すことを要求します。
【②問題解決能力の向上】
数学は問題解決のスキルを向上させます。数学の問題を解くことは、複雑な課題に対処し、それを分析して解明する能力を高めます。
【③抽象的思考の発展】
数学は抽象的な概念を取り扱う学問です。これにより、具体的な状況にとらわれず、抽象的なアイディアやパターンを理解する力が養われます。
【④計算力の向上】
数学の学習は計算スキルを向上させます。これは日常生活や仕事で数字を使う機会が多い場合に非常に役立ちます。
【⑤データ解析の能力向上】
統計学や確率論などの数学の分野を学ぶことで、データを解析し意思決定をする能力が向上します。これはビジネスや科学、社会科学などの様々な分野で役立ちます。
【⑥科学やテクノロジーの理解】
数学は科学やテクノロジーの基盤です。数学を理解することで、科学的な論文や技術的な文書を理解しやすくなります。
【⑦キャリアの選択肢が広がる】
数学のスキルは多くの職業で求められます。エンジニアリング、データサイエンス、金融、コンピュータサイエンスなど、数学的知識が必要な分野が多く存在します。
【⑧論理的な意思決定】
数学的な思考は論理的な意思決定をサポートします。情報を整理し、パターンを見つけ、最良の解決策を導き出すスキルが向上します。
これらのスキルやメリットは、中学数学の学習を通じて養われ、大人にとっても日常生活や仕事で役立つものと考えられます!
3.さいごに
「中学数学」は算数に比べるとハードルが高く感じられる方も多いかもしれません。しかし、計算技術向上が目的の算数に比べると、具体的な応用例が非常に多く、目的意識を明確にしながら学習を進めることができます。特に和からでは、多くの具体例や考え方をビジュアルで分かりやすく解説し、大人の方や家族でも楽しく受講できる、算数や数学の長期カリキュラムを実施しています!「こんな算数/数学を学びたかった!」「見える世界が変わった!」といった具合に大変満足いただいている講座となっております。
各講座に関しては講義資料の配布や、受講後に復習として1年間動画が何度でもご視聴いただける保証サービスもついております。皆さまのご意見をもとに日本一わかりやすい/楽しい算数と数学の授業を今後も積極的に作成していきたいと思います。
算数・数学の学びなおしに興味のある方はぜひご検討ください!
●和からのセミナー一覧はこちら
●お問い合わせフォームはこちら
<文/岡本健太郎>