【保護者向け】英語で学び直す!?新たな算数教育の実践例
公開日
2023年10月19日
更新日
2024年8月4日
和からで算数を中心に授業をおこなっている西原です。
先日の話ですが、小学5年生の子供と一緒に英語の料理動画を見ていた時のことです。
その動画ではアップルパイを作っていました。
子供が「美味しそう!今から一緒にこのアップルパイを作ろう!」と普段は食べる専門の子が急に思い立ったのです。
今から、子供と私がどのように「英語の動画でみた美味しそうなアップルパイ」を作ったのか?
簡単にご紹介させていただきます。
この記事の主な内容
1.材料とその量やレシピを理解するために必要な”英語×算数”
海外のレシピサイトを確認:英語でレシピサイトを確認し、材料を準備します。
レシピでは「1つのアップルパイには5個のリンゴが必要です」と書いてあるとします。
これを理解するためには、英語の読解力が必要となりますが、同時に必要なリンゴの数を把握する計算力も必要です。
2.英語で算数を表現 違いを知ることで生まれる好奇心
例えば、3つのアップルパイを作りたい場合、必要なリンゴの数は 5 × 3 = 15 となります。
ここで、「英語だと5 × 3 = 15は何て言うの?」と、ここでも普段算数はあまり好きではない子供が聞いてきます。英語では “Five times three equals fifteen”と言います。
一緒にレシピを確認していくと、他にも 1/4 tea spoon salt(tea spoonは小さじ)、1 table spoon lemon juice(table spoonは大さじ)など、日本語と英語では異なる表現や、グラム(g)ではなくオンス(oz)といった異なる単位も登場してきました。
アップルパイを焼くためのオーブンの設定温度もレシピでは425°F(華氏)だった為、日本製の約220℃(摂氏)に変換する必要があります。
間違えて設定していたら、アップルパイは焦げてしまっていたでしょう…
料理という日常生活の一部でも、英語でレシピを読み算数を使った計算力を使うことで、子供たちにとって新しい発見や学びの機会を作ることが出来ます。
では、親は子供の学びをどのように助けることができるでしょう。5つのポイントをご紹介します。
3.”英語×算数”を学ぶ5つのポイント
1. 楽しみながら学ぶ:子どもたちは遊びやゲームを通じて学ぶことが得意です。楽しみながら英語で算数を学べる活動やゲームを取り入れましょう。
2. 日常生活と結びつける:日常生活の中で算数や英語を使う機会を見つけましょう。例えば、買い物や料理中に数学的な概念を教えることができます。
3. 基本から始める:基本的な単語やフレーズから始め、徐々に難易度を上げていきましょう。焦らず一歩一歩進めていくことが大切です。
4. 定期的な復習:新しい考え方や単語を学んだ後は、定期的に復習することが必要です。これにより、子どもたちは情報を長期記憶に保存することができます。
5. ポジティブな姿勢:子どもたちが新しいことを学んだり、問題を解決したりしたときは、積極的に褒めて励ましましょう。これにより、自信とモチベーションが育ちます。
英語で算数を学ぶことは、子どもたちにとって多くの利点があります。しかし、その過程は必ずしも容易ではありません。
和から開催の【英語×算数】親子で学ぶ!算数を英語で学ぶ体験セミナーでは、子供と大人が一緒に学び、「楽しく」、「時には一緒に困難を乗り越える」ことで、
新たなチャレンジや発見があります。子供だけでなく、大人にとっても良い機会になるかもしれません。
ご興味のある方は、ぜひご参加ください。
(文/西原)
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