【リスキリング特集①】大人になったいま算数を学ぶべき３つの理由

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公開日

2023年12月25日

更新日

2023年12月25日

みなさんこんにちは！和からの数学/算数講師の岡本です。今日は大人の学びなおしについてお話をしていきたいと思います。

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この記事の主な内容

１．一般的な「算数」のもつイメージ

　「算数」と聞くと、苦手意識を持つ方、学生時代のつらい思い出がよみがえってくる方は多いのではないでしょうか？「算数」の一般的な悪い印象として次が挙げられます。
①「難解で退屈」：抽象的な概念を含むことがあるので、多くの人にとっては理解が難しいと感じられると思います。また、単なる計算作業や公式の暗記だけで、自分がいま何をやっているのかわからず不安になってしまうこともあるかもしれません。
②「失敗へのプレッシャー」：授業や試験における成績が如実に反映されることや、理系教科のすべての基礎となる科目であることから、大きなプレッシャーを感じてしまう方も少なくないと思います。これにより、算数や数学に対する嫌悪感を増大させてしまう恐れがあります。
③「何に実用されているの？」：算数や数学の実用性が直感的に理解しずらいと感じる方もいます。授業で学んだ内容が日常生活や仕事をする上でどのように役立つのか不透明であると、どうしても学習意欲や関心は低下してしまいます。
このような、算数に対する負のイメージに共感できる方は多いのではないでしょうか。しかし、同時に、社会人になり、算数や数学、数字に関する基本的な感覚がとても重要であることからどうにか克服したいと考えている方は非常に多いです。

２．算数を学ぶべき理由

大人が「算数」を学ぶべき理由として次の３つをご紹介しましょう。

理由①「認知機能の向上」
　算数は論理的思考や問題解決能力を向上させるのに役立ちます。大人が算数を学び直すことで、複雑な問題に対処するための論理的なスキルを養うことができます。これは日常生活や仕事での意思決定にも役立ちます。

理由②「職業上のスキル向上」
　数学的なスキルは多くの職種で求められています。例えば、経済学、統計学、プログラミング、エンジニアリングなどの分野では、数学的な概念や計算が不可欠です。大人が算数を学び直すことで、職業上のスキルを向上させ、新しいキャリアの選択肢を広げることができます。

理由③「教育支援」
　算数の知識を深めることは、子供や他の人への教育支援にも役立ちます。親や教育者が算数を理解し、教えることで、子供たちの学習をサポートしやすくなります。また、ボランティアやコミュニティ活動などで他の成人に教育を提供する機会もあります。

　こうした理由から、大人が算数を学び直すことは、個人の成長やキャリアの向上、他者へのサポートにつながる可能性が大いにあります！

３．大人になって学ぶ算数は想像以上に楽しい

　算数や数学を学び直すことや、「苦手克服」の学習を始めることはとても勇気がいると思います。しかし、ご安心ください。大人になったいま、算数や中学数学を正しい順序で要点をしっかりつかんで学習を進めていくと予想以上に「楽しさ」が湧いてきます。その大きな理由は「学ぶ理由や何に使われるのかが当時よりもクリアになっているから」です。小学生や中学生だった当時は目的意識といえばテストの点数や受験勉強が大部分を占めていたのではないでしょうか。しかし、例えば、掛け算の歴史や割り算の難しさが社会でどのように使われているのか、どんなときに「数式」が必要になるのか、具体例を通して学びなおすととっても新鮮に感じられます。

↑実際の講義の様子

５．さいごに

　和からでは、実際の教科書をもとに、大人の方や家族でも楽しく受講できる、算数や数学の長期カリキュラムを実施しています！「こんな算数/数学を学びたかった！」「見える世界が変わった！」といった具合に大変満足いただいている講座となっております。

各講座に関しては講義資料の配布や、受講後に復習として1年間動画が何度でもご視聴いただける保証サービスもついております。皆さまのご意見をもとに日本一わかりやすい/楽しい算数と数学の授業を今後も積極的に作成していきたいと思います。