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大人(社会人)成功のポイントLEVEL2-目標の立て方-

公開日

2020年7月31日

更新日

2020年7月31日

和からの綱島です。
先日、目標と計画の違いについて少し書かせていただきました。本日はそのうち、目標の立て方について少し書きたいと思います。

目標は立てるのが難しい?

改めて「目標」というと考えさせられることがあります。
・仕事の目標なのか?
・人生の目標なのか?
・私生活の当面の目標なのか?
・老後の目標なのか?

弊社で開催している「統計超入門セミナー」では、「統計学はまず分析する目的を決めることが重要」とご説明させていただいています。
ただ、これはデータ分析以外で日常人生においても「目的や目標を決める」とは意外と難しいです。
それこそ仕事の目標で会社から割り振られたノルマや業務指示であれば、それを目標とする事は簡単ですが、出世したい・・・とか、給与を増やしたい・・・といった場合には深く掘り下げて「考える力」が重要となります。

先日、お話しを聞かせていただいたお客様が「何か勉強してスキルを上げて、給与を増やしたい…」とご相談を受けました。この場合、情報が下記の2つしかありません。
1.給与を増やしたい
2.そのために勉強してスキルを上げたい。

これらを分解して具体的に考えると、下記のような事を考える必要があります。(一例です)
・給与をいつまでに増やしたいのか?(勉強期間+勉強内容を職場で発揮する時間が必要)
・給与をどれくらい増やしたいのか?(今と比較していくらくらい上昇させたいか)
・給与をどのような仕事で増やしたいのか?(何で)
・給与をどこで稼ぎたいのか?(全国転勤でも海外でも良いのか?とか)
※よく言われる5W1Hの内、必要な項目を考えると良いかと思います。

これらを考えていくと、目標を少し決めやすくなります。
例えば、3年くらいで結婚を考えているのでそれまでに、今より10万円くらい、現在の仕事で、転勤なしで…給与を上げたい…とすると具体的に考えることができてきます。
その方の年齢が24歳、現状の年収が250万円だったとすると可能性はあるかもしれません。
しかし、年齢が35歳、現状の年収が500万円だったとすると少しの努力では難しいかもしれません。
このように「年齢や現在の年収」+「具体的な内容」があれば、それにより何を勉強した方がよいのかがしぼられて来ます。
35歳の方は24歳より、実用的な即効性のあるスキル上昇を求められることが考えられます。
※上記年収により「可能性がある」、「難しい」などの判断は国税局が出している「平成30年分民間給与実態統計調査」を参考にして考えています。
このような統計資料を読むのが難しいけど、できるようになりたい!!と思われた方は、弊社の統計超入門セミナー(無料)にまずはお気軽にご参加ください。

今回の「給与を増やしたい」事が目標だとすると、「そのために勉強してスキルを上げたい」が計画であると思ってしまうのですが、言葉を変えると「給与を上げられるスキルを身に着けること」が目標と言い換えることもできます。
よって、計画はそのスキルをいかにして、いつまでに身に着けるのか?となります。
ただ、大切なのは目標を立てる際には多大に情報収集が必要である点です。先ほどの民間給与実態調査も情報ですが、そもそも自分の会社で「何を行ったら給与が上がるのか?」といった情報が不足していると目標も曖昧になり、計画が立ちません。
本日は少し目標の立て方について書きましたが、そのために重要なのは情報取集力で、これを鍛えるための土台にあるのが「統計学」になります。まずは、人生をよりよく構築したい方は弊社無料の「統計超入門セミナー」にお越しください。

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