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「適当」は適当ではない!あなたの知らない数学用語

公開日

2021年10月10日

更新日

2021年10月10日

「CS」ってなんですか?

堀口です。
さて、先日、オンライン講義中に参加者のみなさんから自己紹介をして頂いていたのですが、「CSをやっています。」の一言をチャットでいただいたのですが、すぐに何のことかわかりませんでした。

「えっ!カスタマーサービス・・・?」と解釈をしてしまいましたが、どうやら「コンピュータサイエンス」ということでした。

教えてもらうまでは、「CS」が何のことを言っているのはよくわからなかったので、困惑してしまいました。

後から改めて考えてみれば、「数学的思考超入門」のセミナーだったので、たしかに「コンピュータサイエンス」が一番適切だった気もしますが。

実は、CSと言っても、本当にいろいろとあります。ちょっと思いつくだけで、

・カスタマーサクセス
・カスタマーサティスファクション
・カスタマーサービス
・コンピュータサイエンス
・コンシューマソフトウェア
・キャッシュフロー計算書
・コミュニケーションサテライト(通信衛星)
・カスタマーソフトウェア(家庭用ゲームソフト)

などあります。

実はこのように、同じ言葉でも違う解釈の言葉というのは「数学」にもいくつかあります。

「適当」は適当ではない!気を付けなくてはいけない数学用語

例えば、「適当」という言葉です。

起業して3年ほどたった頃、社内の会話で「適当にこの仕事をやっておいて頂けると助かります!」と他のスタッフにお話したところ「えっ?」という表情をされてしまったことがあり、相手と同じ言葉を使っていなかったんだ!と改めて気づかされたことがありました。

「適当」というのは、「適するものを当てる」ということであって、悪い意味で、いいかげんなやり方でやってほしいことではないのです。数学では「適当」と言ったら、「ちゃんと」というしっかりしたイメージがあるのでついつい使ってしまったのですが、たしかに日常用語的な使い方とはだいぶ違います。

数学に満たされた生活を送っていると、数学用語を思わず使ってしまいがちではありますが、いろいろな業種の方が参加することもあり、やはり相手の言葉の”定義”を前提としてきちんと会話しなくちゃなぁと改めて気づかされました。

逆に、文系の方は、理系の人が「適当」と言っていたら、日常用語的な適当ではなく、しっかりやってほしい。という気持ちの表れであるということはここで伝えておきたいと思います(笑)

 

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<文/堀口智之>

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