折り紙と数学
公開日
2022年7月1日
更新日
2026年7月25日
大人の教養数学|折り紙と数学 ― 折る操作が幾何になる
「折り紙は、遊びであると同時に、本格的な数学」――一枚の紙を折るという操作が、そのまま図形の作図になります。
折り目を重ねると放物線が浮かび上がり、定規とコンパスでは不可能な”角の三等分”さえ、折り紙ならできてしまう。その奥深い世界を楽しむ講座です。
受講内容
折り紙では、「折る」という操作が、そのまま幾何の作図になります。たとえば、紙のふちの上に一点を重ねる折りをくり返すと、折り目の集まりが放物線を描き出します(放物線の包絡線)。さらに驚くことに、定規とコンパスでは不可能とされる“角の三等分”が、折り紙なら可能です。よくある反応が「折るだけで数学?」というもの。でも一つひとつの折りには、はっきりした幾何の意味があります。

手を動かすほど、折り紙の奥にある数学が見えてくる ― 頭と指の両方で楽しむ講座です。学ぶと、次のようなものに出会えます。
- 手を動かす
折り目が描く放物線・曲線 - 数学の力
定規とコンパスを超える作図(角の三等分) - 親子で
宇宙開発(ミウラ折り)にも応用
折り紙の数学は、幾何・作図理論・工学へとつながる、奥深い分野です。
なお、予備知識は必要ありません。実際に紙を折りながら、手と頭で楽しめます。
よくある質問
Q.本当に折るだけで数学になるのですか?
A.はい。一つの折りは“点や線を重ねる”操作で、はっきりした幾何の意味があります。それを積み重ねます。
Q.角の三等分ができるのですか?
A.はい。定規とコンパスでは不可能ですが、折り紙(の公理)を使えば可能です。実際に折って確かめます。
Q.数学が苦手でも大丈夫ですか?
A.はい。手を動かす体験が中心なので、式が苦手でも“できた!”を味わえます。
Q.実用にもなりますか?
A.はい。人工衛星の太陽電池や医療ステントなど、折りたたみの技術に応用されています。
このテーマを含むコース全体(料金・受講の流れ・講師のご紹介)は、ロマンのための数学 個別指導のページでご案内しています。
※内容はお客様のご要望等によって変更することがあります。
受講対象
・折り紙に隠れた数学を知りたい方
・手を動かして数学を体験したい方
・「定規とコンパスの限界」に興味がある方
・工学・デザインに折りの技術を活かしたい方
・お子さんと数学的な遊びを楽しみたい社会人の方
必要な数学知識
モデルプラン
1)折り紙の歴史
2)折り紙の等分問題(芳賀の定理)
3)折り紙と角の3等分線
4)平坦折りの理論
5)折り紙とデザイン
6)ミウラ折りの歴史と応用
参考テキスト
担当講師
※日程により一部講師が変わる事があります。



