モデルプラン:【発展】50分×6回
折り紙と数学
公開日
2022年7月1日
更新日
2022年11月22日
数学としての「折り紙」を学び、応用する
定規とコンパスのみを使って、与えられた角度を3等分する方法は存在しないことが知られています。しかし、折り紙を使って、「折る」という操作を加えることによって角度の3等分ができてしまいます。このように、折り紙というのは、これまで不可能と考えられてきた操作を可能にしたり、生物の世界や建築、宇宙工学にも応用されています。
本講義では数学の理論としての折り紙を学び、デザインや応用に活かせることを目標とした授業を実施します。
※なお、アート×数学に関して、和からでは「集団講座」も開催しております。
受講内容
まず、折り紙の歴史から簡単に紹介し、折り紙を用いた初等的な等分問題について解説していきます。その後、「平坦折り」と言われる折り紙の研究分野について学習し、デザインやミウラ折りといった折り紙の応用分野の話を紹介します。希望があれば「川崎ローズ」と呼ばれるバラの折り紙の折り方も授業で扱います。
※内容はお客様のご要望等によって変更することがあります。
受講対象
・折り紙に興味のある方
・折り紙と数学に興味のある方
・デザインに興味のある方
必要な数学知識
発展
モデルプラン
【50分×6回】
1)折り紙の歴史
2)折り紙の等分問題(芳賀の定理)
3)折り紙と角の3等分線
4)平坦折りの理論
5)折り紙とデザイン
6)ミウラ折りの歴史と応用
参考テキスト
担当講師
※日程により一部講師が変わる事があります。