鬼滅の刃って、何がどれだけ凄いのか?-情報収集して思考する-
公開日
2020年12月3日
更新日
2020年12月3日
今、日本では凄いことが起きようとしています。
長年に渡り覆ることのなかった映画の興行収入ランキング第2位の「タイタニック」がついに!!
2020年11月30日に「鬼滅の刃-無限列車編-」に抜かれました。
タイタニックの興行収入は262億円といわれており、1997/12/20の公開なので20年に渡り君臨してきたことになります。
1位は誰もが知る「千と千尋の神隠し」であり、興行収入は308億円。公開日は2001/07/20ですからやはり20年近く君臨していたことになります。
さて、ここで考えたいのは20年間破られなかった記録が抜かれる確率は?
と計算したいところですが、今日はもう少し簡単なテーマでお話しをしたいと思います。
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この記事の主な内容
1.鬼滅の刃について
知らない方向けに、簡単に「鬼滅の刃」について説明をすると、
『大正時代が舞台で、主人公が鬼と化した妹を人間に戻す方法を探すために戦う、和風のファンタジー作品で、1000年ほど前に鬼となった鬼舞辻無惨(キブツジムザン)と、鬼により「親類や親しい人が殺された者たち」が集い鬼をせん滅するための組織「鬼殺隊」との戦いの物語です。ジャンプの昔に掲げられていたテーマ「友情・努力・勝利」をしっかりと取り入れた笑いあり、感動あり、悲しさありの喜怒哀楽に富んだ内容』になっています。
特徴としては、キャラクターが個性的で、敵味方問わずインパクトがある。敵にも鬼になった理由や守りたいモノがあり、味方にも様々なキャラクターごとのストーリーがある。これをうまく描写させてまとめながら怒涛の展開であったため、読み始めて「面白いのか」「面白くないのか」よくわからないまま、気が付いたら全部読み終わってしまい、インパクトのあるキャラクターが頭に『住み着く』印象です。
※ここは個人の感想です
2.鬼滅の刃は何がどれだけ凄いのか
さて、せっかくなので様々に集めた簡単な情報から考察したいと思うのですが、ビジネスなどで数字を意識する際に重要なことは『何が』『どのくらい』なのかに注目することです。データ分析する場合もこの2点が決まってないと、結果が出ても比較ができません。
今回は漫画の人気を見る1つの指標としてある「累計発行部数」が「どれくらい」なのかを見てみましょう。まず、鬼滅の刃は2020年12月4日発売の最終巻で1億2000万部を突破すると言われています。
・鬼滅の刃は累計発行部数が1億2000万部
ここで「凄さ」を把握する場合、比較することが重要になります。
過去の人気作品を「漫画全巻ドットコム」の情報から拾ってみると、累計発行部数が1億を超えている作品は全部で17作品になります。これだけ多くのマンガが世の中で、たった17作品しかない上に、23巻という少ない巻数でランクインしたことになります。
上記の累計発行部数については一般的な漫画以外によくある「完全版」とか「文庫コミック」などの販売巻数も入っているかどうかわからなかったので、「平均販売数/巻」は参考程度に見ていただければよいのですが、それでもいろいろな見方があるかと感じます。
表から情報を読み取り説明すると、先ほどまで、
・鬼滅の刃は累計発行部数が1億2000万部
であったものが、例えば、
『鬼滅の刃は累計発行部数が1億2000万部で、歴代累計発行部数ランキングで10位に入る勢いです。
さらに漫画の全巻数も鉄腕アトムの21巻に次いで少ない23巻であり、1巻当りの売上巻数が1・2位を争うくらいに売れている』と言えます。
情報を集めると伝えられることが増えて、理解が深まりますね。
3.さいごに
ちょっと長くなったので、今回はここで区切りますが、次回は「鬼滅の刃はいつから凄くなったのか?」を時系列で追いながら考えたいと思います。
本日、皆さんにお伝えしたかったテーマは
・数字を意識すること
・情報を集めること
・それを整理して考えること
以上になります。
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<文/綱島佑介>
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