マスログ

2021/03/27

ミニ四駆で学ぶ-情報収集超入門⑥-

今回からはいよいよモーターを変えて検証を行っていきます。
モーターは大きく分けると、「片軸モーター」と「両軸モーター」の2種類があり、さらにそれぞれスピードやパワーが異なるモーターが多数あります。
その中からコースやマシンの状況によって、変更しながら調整していくことになります。
前回までの検証では、モーター以外のパーツ・タイヤを変えることを基本としてどのような効果があるのかを理解するためのものでした。
ここからは、今までの内容を応用して速くてコースアウトしないマシンを作っていきたいと思います。

1.モーター種類と関係性について

私が数十年ぶりにミニ四駆にカムバックした時に一番戸惑ったのはモーターです。
昔は両軸モーターなどなかったし、子供だった私は「ハイパーダッシュモーター」と「ウルトラダッシュモーター」の2つしか使っていませんでした。
つまり、あまり理解していなかったことになります。
そこで、調べてみたらわかりやすい表がタミヤのWEBサイトに載っていたのでご紹介です。

※参照:ミニ四駆 マシンセッティングガイド

表のオレンジ部分が「ミニ四駆PRO専用モーター」で、昔には無かった両軸モーターです。青色部分が私の使用している片軸モーターです。

このように見てみると、ギアと同様に「スピード」と「パワー」の項目があるのがわかります。超簡単に言うと、スピードが速くてもパワーが無いと減速から回復するのに時間がかかる
※つまり、障害物やカーブが多いコースだと一定のパワーが無いと遅くなります。

逆にスピードがなくてもパワーがあれば減速からの回復が早く、トータルで速くなる。
※しかし、直線の多いコースだと最高速度が遅い

このスピードとパワーの調整を「モーター」×「ギア」の組み合わせにより行うことになります。さらにコースやタイヤ、セッティングなどが複雑に絡んでくるため、1つ1つ検証していくと膨大な時間がかかり、データ収集も容易ではありません。そのため、多くの場合はパーツやモーターの特性などを理解して、トライアンドエラーで速いマシンを作っていく形です。

2.早速、モーターを変えてみる

ではここで、前回までで検証したマシンの設定でモーターだけ変えて走らせてみたいと思います。検証に用いるのは片軸モーターです。
※「プラズマダッシュモーター」は除く。

早速付け替えてスイッチを入れると、モーターの回転音から全然違う!!音だけで速そうです!!「えい!!」とコースに走らせると・・・各モーターの結果は下記のとおりでした。

ひどい、ひどすぎる・・・。
検証しているとコースアウトして飛んでいくので、途中から壊れてしまわないか不安になりました。。。
前回までの検証ではノーマルモーターで3秒を切るマシンができたのに、モーターを変えたらまったく対応できていない・・・。
やはり、ミニ四駆は奥が深いですね。

3.改めて考えてみる

さて、このような場合、過去のデータから方向性を考えてみることが重要です。今まではあまり起こらなかった「コースアウト」に対してどのようにアプローチするか?という新たな問題です。ちなみに、コースアウトする場所はほぼ毎回同じで、コースの立体交差を降りたカーブの場所。
つまり、立体交差で浮いたボディーのまま、カーブに突入してコースアウトしているかも?という仮説が考えられます。もしくは、スピードに対して車体が軽く浮いてしまっている・・・とか。
そうすると、車高を下げたり、重りを付けるなんてことも試してみたくなります。ただし、今までの検証で少しずつセッティングを変えて実施していたため、とりあえず好きなように見栄えや使ってみたいパーツを「テキトー」に付けてみたくなりました。

・前と後ろに2段ローラー

2段アルミローラーセット 13-12mm

・後ろにはスライドダンパー

リヤワイドスライドダンパー

・フロントにはカーボンマルチワイドステー

カーボンマルチワイドステー シルバー/3mm

・サイドと後ろにアルミローラー

19mmオールアルミベアリングローラーセット ブルー


この仕様は後ろが結構、重いです。これで測定した結果はコースアウト!!!つまり、今回は全く測定ができなかったこととなります。一般論として、早いモーターは良いですが、コースアウトが付きまといます。
車体が軽いと浮きやすく、これもコースアウトが付きまといます。重くすればコースアウトしにくいですが、速度も遅くなります。
ノーマルモーターの検証が終わり、好きにいろいろ試そうと思えば思うほど、自由度が高いのでどのような方向性で調整していいかわからなくなっていきます・・・。

4.今回のまとめ

さて、まったく役にたたないブログ回となってしまいましたが、モーターの種類と違いなどを分かっていただけたら幸いです。次回以降は、セッティングしやすいスピード&パワーのモーターから試していきたいと思います。
今後の方向性としては、
・ギアを変えてみる。
・タイヤやホイールを変えてみる。
・ガイドローラーや補助プレートの種類や付け方を変えてみる。
・重りを付けたり、ブレーキを付けたりしてみる。
こんな感じでしょうか。

これらをまたデータを集めながら検証したいと思います。

集めたデータをExcelで操作するには下記セミナーがおススメです。

集計と可視化から始めるデータ分析超入門 -ビジネスデータの利活用法-

<文/綱島佑介>