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マスログ

2021/01/25

ディズニーリゾートで学ぶ数字力

さて、仕事を円滑に進める上で求められる能力として「数字力」や「統計的感覚」などが重要視されることが多いです。今回は仕事にも通じる「数字力」の活かし方について、ディズニーリゾート(ランド・シー)を題材にお伝えしたいと思います。

1.WEBサイトから記載されている情報を収集する

はじめに下記は「みんな大好きディズニーリゾート(ランドとシー)」の来場者数のグラフです。
2019年のデータだと、年間3000万人くらい来ているのが確認できます。


※引用:オリエンタルランド・入園者数データ

この2019年のデータから計算すると、1日8万7千人くらい来ています。
・2019年は29,008,000人の来園数
・稼働日数は333日(ランド・シー)
29,008,000人÷333日=87,111人/日
では、2020年はどうなっているのか?気になりませんか???
このような時にネットなどで調べるものの、まだ2020年度は終わっていないため入園者数データは出ていません。ではどうしたら良いのか・・・。

2.決算説明資料から情報を収集する

このような場合、決算説明資料などからデータを抜粋することも必要になります。
※こういうことがビジネスなどでは情報収集として必要になります。

※引用:オリエンタルランド・2021年3月期 第2四半期決算説明会

この資料は、2021年3月期 第2四半期決算説明会から抜粋していますが、ここに上期の入園者数が出ています。
さらに、「上期とはいつなのか?」もわからないといけないとか、コロナの休園期間があったよなぁ~とか、必要な情報を集めて計算することが必要になります。
・オリエンタルランドの上期とは4月1日~9月30日
・2020年休園期間は2月29日~6月30日
・そこから考えると稼働日は2020年7月1日~9月30日の92日くらい?
2,690,000人÷92日=29,239人/日
※単発の休業日などは細かく調べず計算

こんな感じになります。
いやいや、2019年の来場者数と比べると、半分以下ですし、前年同期の増減率も「-82.9%」と刺激的です。
では、下期の現在はどんな感じなのかと言えば、

※引用:オリエンタルランド・2021年3月期 第2四半期決算説明会

下期業績予想があるので、これをもとに考えましょう。
入園者の予想が682万人まで増えてます。これも日数を考えて計算してみると
・2020年10月1日~2021年3月31日が下期
(稼働日数を182日として計算)
・前年同期:1327万人÷182日=72,912人/日
・下期予想:682万人÷182日=37,473人/日
※単発の休業日などは細かく調べず計算

先ほどの上期よりは多くなっています。
では本当に下期は業績予想のとおり上期より人は増えているのでしょうか?
このようなWEBにもデータが出ていいない場合、実地検証が必要になります。

3.実際に行ってみる

そこで、私は2020年8月と2021年1月にそれぞれディズニーランドとシーに行って検証してきました。結果から言うと、明らかに入園者数が異なっていました。2021年1月の方が明らかに混雑していました。(コロナ前と比較すれば当然、空いていましたが・・・)

・2020年8月はアトラクションに乗れた数が「1日15個」で人気アトラクションを多数含んでいました。帰りにこれだけアトラクションに乗れたのは初めてで、ほぼメインどころはコンプリート。大満足で「しばらく行かなくていいや!」と思ったのを覚えています。

・2021年1月はアトラクションに乗れた数が「1日12個」で人気アトラクションは1つも乗れませんでした。これは2020年12月に導入された「スタンバイパス」のせいです。指定の人気アトラクションは入園後に取得できる「スタンバイパス」を取らないと、並んで待つこともできない。
しかも、スタンバイパスは早いもの順で取得され、10:30以降の入場券で入り、よくわからない内にどんどん発券終了になり、気が付いたらどれも取得できずに人気アトラクションは乗れなかったという・・・(笑)
事前の情報収集は重要ですね・・・。スタンバイパスが導入されたことは記事で読んでいたのに、ちゃんと調べず流し読みした結果、失敗しました。

ところが、この人気アトラクションに乗れなかった2021年1月の方が帰りに「また近いうちに来たい!」と思ったんです。このような効果を狙って、スタンバイパスを導入したのかなぁ~などと考えながら帰ってきました。

4.まとめ

さて、入園者数のデータなどは事前に調べていたものの、肝心な園内で遊ぶための情報収集は怠った結果となりました。
ともあれ、結論としてはコロナ休園明けに行った2020年8月の状態くらいに空いていて、人気アトラクションを含んだ、乗り物乗り放題のようなことは、もうなさそうだなぁ・・・と。
今度はしっかりと「スタンバイパス」を活用して行きたいと思います。

このように実際にデータや情報を問題解決や意思決定に活かす場合、
1.元々ある情報から計算し、体感しやすいように何かを求める部分
2.複数の求めた情報を比較検討して、何かを求める部分
3.実際に現地調査により体感した部分

これらを混ぜて情報を集めて、方向性を決めるとビジネスでも活かせて周囲から「数字に強い」人だと思われるかと考えます。
ぜひ、試していただければ幸いです。

また、このような数字力から情報を把握し、簡単な統計スキルと交えてビジネスで問題解決に活かしたい方は和から株式会社監修の「マンガでわかるビジネス統計超入門」をおススメしています。良かったら一読ください。

<文/綱島佑介>