自然現象の何故?の物理と数学
公開日
2021年11月25日
更新日
2021年11月25日
幾つかの自然現象をテーマに、その背景にある物理法則を必要な数学の説明を行いながら解説します。更に別分野の現象と思えるような2つの現象のベースが同じ仕組みで動いているような事象の説明も行う。
自然現象の仕組みを説明するのが物理ですが、その背景には数学があります。微分積分に加え、微分方程式等がどのように現象に絡んでくるのか?を学ぶ事で物理現象のより深い理解が得られます
受講内容
何故風は吹くのだろうか?何故水滴は球体なのか?また、水の流れや雲の動き等、身の回りでよく見かける自然現象の謎を自然界の法則を表した式や理論で理解出来るように解説していきます。
例えば、雨粒の落下の運動がある種の電気回路と類似しており、19世紀初頭にその考え方を応用して電子の質量や電荷を測定することができました。このように力学、電磁気学、原子物理学など物理学の各分野を横断しながら自然現象とその応用について解説をし、個別に学んでいては分からなかった物理と数学の関係を学んでいきます。
※内容はお客様のご要望等によって変更することがあります。
受講対象
1)物理学の勉強を進める中で自然現象の数理を学びたい方
2)受験数学とは違った視点で自然現象に絡んだ数理を身につけたい方
必要な数学知識
モデルプラン
1)放物線運動・・・・ニュートンの法則、トムソンの実験、最長到達速度
2)円運動と万有引力・・・・円運動、単振動、万有引力、体重計と地域、コリオリ力と低気圧
3)落体の運動・・・・雨粒と落下速度、ミリカンの実験、電気回路
4)波と流れ・・・・波と表面張力、渦・乱流・対流、気象とカオス
5)振動・・・・共鳴現象、吊り橋、電子レンジ
6)電気と磁気・・・・電磁誘導、モーターと発電機、IH、交流と直流
7)光・・・・薄膜による干渉、ニュートンリング、偏光、GPSと相対論