集合論
公開日
2021年5月7日
更新日
2026年7月25日
大人の数学やり直し|集合論を「無限の大きさ」から考える
「無限は、全部同じ大きさなのか」――そんな素朴な問いに挑む集合論を、大人になって学び直す講座です。
カントールは、整数の無限より実数の無限のほうが“大きい”ことを示しました。数学の土台にある「無限」と「集合」を、有名な対角線論法から味わいます。
受講内容
集合論は、数学全体の土台にある「ものの集まり」と「無限」を扱う分野です。おどろくのは、無限にも“大きさ(濃度)”の違いがあること。整数と偶数は1対1に並べられるので、じつは同じ大きさ。ところが実数は、カントールの対角線論法によって、どう並べても数え切れない――整数より“大きい”無限だと分かります。

「無限」を素朴なイメージのままにせず、きちんと比べられるようにする。それが集合論のスリリングなところです。学んだ考え方は、次のような場面で活きてきます。
- 教養・知的好奇心
「無限」を厳密に考える、数学ならではの面白さ - 情報・論理
計算理論・情報科学の基礎(可算・非可算) - 次の数学へ
位相・測度など、現代数学への入り口
集合と濃度の考え方は、解析学・位相空間論・論理学に共通する土台になります。
なお、特別な予備知識は必要ありません。高校数学の集合の話から、無限の世界へていねいに広げていきます。
よくある質問
Q.無限に大小があるというのは本当ですか?
A.はい。数え上げられる無限(可算)と、数え切れない無限(非可算)があります。証明とともにていねいに扱います。
Q.対角線論法とは何ですか?
A.どんなリストを作っても「どの行とも違う数」を作れてしまう、という論法です。図で直感的に理解できます。
Q.何の役に立ちますか?
A.計算できる/できないの境界(計算理論)や、現代数学の基礎づけにつながる考え方です。
Q.数学が得意でなくても大丈夫ですか?
A.はい。哲学的で面白い題材です。記号より“考え方”を楽しむところから始めます。
大学数学をどう学び進めるかは、料金や受講の流れとあわせて大学数学・大学院対策 個別指導のページでご案内しています。
※内容はお客様のご要望等によって変更することがあります。
受講対象
・「無限」を数学的にきちんと考えてみたい方
・可算・非可算、濃度の違いを理解したい方
・情報科学・論理学の基礎に関心がある方
・現代数学(位相・測度)への入り口を探している方
・知的好奇心から数学を深めたい社会人の方
必要な数学知識
モデルプラン
1)集合の基本概念、演算
2)写像
3)同値関係
4)集合の濃度
5)濃度の演算
6)順序集合
7)整列集合、比較定理
8)ツォルンの補題
9)順序数
セミナーの様子
参考テキスト
担当講師
※日程により一部講師が変わる事があります。




