正の数・負の数の加法・減法ゲーム -中学数学初級編-
公開日
2020年8月9日
更新日
2020年8月9日
こんにちは。和からの西原です。
講師として、算数や中学数学の学び直しを担当しています。
前回ご紹介した「基準」としての0(ゼロ)を確認しながら正の数・負の数の加法(足し算)、減法(引き算)について、数直線上をどのように動くのかをゲーム感覚で考えてみたいと思います。
計算に登場する数が基準:0(ゼロ)より右と左のどちらにあるか?を意識してみてください。
「加法は近衛兵の行進」、「減法はムーンウォーク!?」
まずルールを紹介します。
1.加法(足し算)の場合、近衛兵のみ登場。減法の場合は、近衛兵→ダンサーにキャラ変更となります。
また、加法(足し算)は「前に進む」、減法(引き算)は「後ろに下がる(ムーンウォークする)」という設定にします。
2.登場する数は「正の数」なのか?「負の数」なのか?を明確にするために、数を()カッコで囲みます。
3. ()カッコ中の数の前についている記号は、それぞれ確認する必要があります。
左から順番に+(プラス)は右方向、-(マイナス)は左方向に顔の向きを変更します。
《例》 (+5)+(-2)
左から順番に
一回目:(+5)は5の前に+があるので顔は右向き
二回目:(-2)は2の前に-がついているので左向きに変更
真ん中の+は加法(足し算)なので前に進む
Q1. 正の数 + 正の数
Q2. 正の数 + 負の数
Q3. 正の数 – 正の数
Q4. 負の数 – 正の数
おわりに
正の数・負の数の加法・減法からいくつかをゲーム感覚でに例えて紹介しました。
登場する数が0を基準に右にいるのか?左にいるのか?を意識してみると、負の世界が登場することにより、計算の種類が増えたことを感じることができます。
他にも、色々試してみてください。次回は、正の数・負の数の積(掛け算)・商(割り算)について触れていきたいと思います。