計算ミスを減らす方法【算数からやさしく解説】
公開日
2022年9月2日
更新日
2026年11月2日
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この記事の主な内容
計算ミス
計算ミスを減らすためには、ミスを予防することとミスを発見することが重要です。
計算やノートの取り方の工夫を通じてそもそものミスの数を減らすアプローチがミスの予防です。
そして、検算を通じてミスを見つけるアプローチがミスの発見になります。
この二つのアプローチを活用することで計算ミスを減らすことができます。
ミスの数を減らすには
はじめに、急ぎすぎて確認を省くと、ミスを見落としやすくなることに注意しましょう。ただし、時間を長くかければ必ず正答率が上がるわけではありません。問題の難しさや習熟度に合わせて、途中式や見直しに必要な時間を確保することが大切です。
見直したい点の一つがノートの書き方です。原因は人や問題によって異なるので、自分がどの段階で間違えたかを記録してみましょう。
具体的には、文字や数字が判別しづらい、数や式が密集している、筆算と式が入り混じっている、などが挙げられます。そのため、解答はノートに広くはっきりと書くようにしましょう。
また、式と筆算に関しては、式を左揃えに書いて、筆算をノートの右側\(\frac{1}{3}\)くらいにまとめて書くのがおすすめです。
また、解答のステップを省略しすぎると、計算の流れを確認しにくくなります。式のステップを飛ばしてしまうと、後から見直しをする際に混乱してしまってかえって時間の無駄ということになってしまう可能性もあります。加えて、式を省略しようと頭のなかで計算を試みると、左辺から右辺に移項した際の符号を間違えたり足し算や掛け算の小さなミスが生じてしまいます。
そのため、一度頭のなかで計算を試みてすぐに答えが出ない場合は計算過程を飛ばすのではなく丁寧にその式を書くべきです。
ミスを見つけるには
先ほどのセクションでは、計算ミスを防ぐ方法としてノートの書き方と式を飛ばさないことを確認しました。しかし、いくらミスを減らそうと努めても、起きてしまったミスに関してはどうしようもありません。すでに発生したミスを発見しようとするプロセスが検算になります。
検算の方法は問題によって一つ一つ異なりますが、一番基本となるのが式を辿ってミスを発見する方法です。多くの場合計算ミスは式と式の間に潜んでいます。移項するときの符号ミスや約分した時の割り算ミスなどはここで見つけられるでしょう。
また、因数分解した式が元の式と一致するか展開して確認したり、\(2\)次方程式の解を元の\(2\)次方程式に代入して成立するか確認することによっても計算ミスを防ぐことができます。これらは問題文の条件と答えを比較してミスを発見する方法です。
最後に、確率は\(0\)以上\(1\)以下という条件や、図形を囲む箱の大きさを利用した検算もできます。例えば、直径\(3\)・高さ\(2\)の円柱は、縦\(3\)・横\(3\)・高さ\(2\)の直方体に収まります。したがって円柱の体積が直方体の体積\(3\times3\times2=18\)を超える答えなら誤りです。実際の円柱の体積は\(\pi(3/2)^2\times2=4.5\pi\approx14.14\)です。これは面積の話ではありません。円柱の表面積は\(10.5\pi\approx32.99\)で、18を超えていても正しい値です。単位もそろえ、定義や大小関係を利用してミスを発見しましょう。
まとめ
この記事では、計算ミスを減らす方法として予防することと発見して修正することを提案しました。ノートへの書き方の癖を直したり、検算を行ったりすることによって、計算ミスを行動によって減らすことができます。また、計算ミスを減らすには慎重になる意識を持っていることも必要です。計算ミスの心理的要因と物理的要因に対処することによって、その頻度を減らすことができます。
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<文/須藤>
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