数学に関するオモシロブログ マスログ

2018/04/10

【データセンス3】大人に必要な数学は子供のときの「数学」ではない

「データセンス」連載3回目です

和から代表の堀口です。
今回、「データセンス」をみなさんに知っていただけるように、データセンスの記事を連載することにしました!
ぜひ、数字の苦手な方や、統計学をこれから学ぼうとしている方に読んでいただきたいと思います。

長く続けられるように2週間に一度、更新していきたいと思いますので、楽しんでいただきながら読んでみてください。

前回はこちら 【データセンス2】比べることを極めよう
データセンス 連載一覧

◆社会人に必要な数学とは

我々は大人になる前に、小中高と算数・数学をずっと学んできました。算数が6年間、そして、数学も6年間です。しかし、こんな疑問がぬぐえないと思います。
「大人になったけど、2次関数とか一回も使ったことないよ。」
と。その通りで、大人になってから学ぶ数学にはそれぞれ特徴があります。大人向けに数千名以上に数学を教えてきましたが、およそ4種類ある、ということがわかりました。それが、下記です。

  • 1. 試験・資格としての数学
  • 2. “使える”“役立つ”としての数学
  • 3. 全員知っていなければいけない常識の数学
  • 4. 趣味として楽しむ数学【趣味】

我々が学んできたのは1だけです。
2は、理系が活用するための数学です。いわゆる、建築、工学、応用数学、統計学、データ分析などといった高度な数学です。
4は趣味として楽しむ数学です。問題を解いたり、未解決問題として取り組んだり、知的欲求を満たすものになります。

注目したいのは、3です。これは、実は学校できちんと学んでいません。計算力や数字力、数学的思考力といった、基本的な「数」に向き合っていくための力や、数学で学ぶ考え方をどう現実に応用していくのか、という思考力になります。(数学の問題を解く上での思考力ではありません。)
実はデータセンスにおいて、我々は同じスタートラインに立っているのです。

◆「事件は紙の上で起きてるんじゃない!」

我々が学んできた数学は、「紙」と「ペン」を使うと一番合っている方法で解くことができるものを学んできました。しかし、大人になると、紙もペンも手に持っていないことはしばしば。
正直、筆算で計算するくらいなら電卓をカバンから取り出して入力した方が、正確に算出できます。
だから、何のために筆算を学んできたのか、わからなくなってしまうのが大人の世界。

かといって、筆算よりも電卓よりも早い頭の中で計算しようにも、
38×2
だったらまだ解けるかもしれませんが、
38×24
とかどうでしょう。

頭の中だけで計算しようにも、筆算をするとわかりますが、計算結果を頭の片隅に置いて・・・そこから足し算して・・・と複雑になっていき、そう簡単にはできなくなります。

簡単にできる人は、そもそもいつも頭の中で計算をしている人か、そろばんや暗算を学んだ方でしょう。
しかも、最近ネットを騒がせている「掛け算順序(※)」で起こっている問題でもありますが、学校で学んできた数学は、より計算が簡単になるように少しズルをすると(出題者が理解できない場合に)「×」になってしまうケースもあります。

大人が学ぶ計算手法は、「正確性」が大切ではなく、いかに頭の中だけで解けるように、いかにズルをするか、自分が一番解きやすい方法で、最短で解けるかがテーマです。
頭の中だけで解けるように、新しく計算手法を我々は学んでいかなければいけないのです。

※掛け算順序 1皿の上にお菓子が3個乗っていてそれが6皿あるとき、3×6が正解になりますが、6×3になると「不正解」になるケースもある問題のこと。

◆次回

データセンスのスキルを使って18×22などの2桁同士のかけ算を一瞬で計算する方法について動画でご紹介していきます。

また4週間後公開しますのでお楽しみに!(【データセンス4】18×22を3秒で計算するコツとは)
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