電磁気学(大学)
公開日
2022年8月26日
更新日
2026年7月26日
社会人・大学生のための大学物理|電磁気学をマクスウェル方程式まで
講義がいきなりベクトル解析で進む、ガウスの法則をどう使うのかわからない、四つの方程式を眺めても意味が浮かばない――そんな方のための、大学電磁気学の講座です。
電場・磁場を「場」として扱う考え方から出発し、マクスウェル方程式が何を言っているのかを自分の言葉で説明できるところまで、マンツーマンでご一緒します。
受講内容
大学の電磁気学は、法則の数は少ないのに、記号の壁が高い分野です。まずはガウスの法則を、計算ではなく「電気力線の本数を数える」絵として捉え直します。閉じた面をひとつ思い浮かべてください。その内側に電荷があれば、そこから出た線は必ず面を突き抜けて出ていきます。ところが外側の電荷から来た線は、面に入ったぶんだけ必ずどこかから出ていきます。だから差し引きはゼロ。閉曲面の外の電荷が、どれだけ強くても積分に効かない理由はここにあります。この見方が入ると、積分形と微分形の関係も「面全体でまとめて言うか、一点ごとに言うか」の違いとして自然に読めるようになります。

本講座では、こうした「絵」と「式」を行き来しながら進めます。学んだ内容は、そのまま次のような場面で活きてきます。
- 大学の授業
講義の予習復習、演習問題、レポートと定期試験の対策 - ベクトル解析
発散と回転が何を測っているのか、記号を意味として読む練習 - 電磁波と通信
四つの式から光速が現れる筋道、アンテナや導波路の考え方
さらに、電磁気学が相対性理論とつながる場面にも触れます。高校範囲に不安のある方は、高校の電磁気学から並走できます。同じ大学物理の力学と合わせると、場と運動の両輪が揃います。
なお、ベクトル解析や微積分に不安があっても構いません。必要な数学は、電磁気の文脈のなかで並行して補います。
よくある質問
Q.発散や回転といったベクトル解析の記号でつまずいています。
A.多くの方が同じところで止まります。発散は「湧き出しの量」、回転は「渦の強さ」という意味から入り、記号は後から当てはめる順序で進めますのでご安心ください。
Q.積分形と微分形は、何が違うのですか。
A.同じ内容を、広がりでまとめて述べるか、一点ごとに述べるかの違いです。どちらの形が計算に便利かは問題によって変わりますので、その使い分けも扱います。
Q.大学の試験やレポートの対策になりますか。
A.なります。お使いの教科書や配布資料、過去問をお持ちいただければ、それに沿って進められます。答案の書き方についてもご相談いただけます。
Q.マクスウェル方程式から電磁波が出てくるところまで進めますか。
A.進めます。四つの式を組み合わせると波の方程式が現れ、その速さが光速と一致します。ここは電磁気学の見どころですので、ぜひ一緒に辿りましょう。
物理の学び進め方や料金・受講の流れは、物理の学び直し 個別指導のページでご案内しています。
※内容はお客様のご要望等によって変更することがあります。
受講対象
・大学の電磁気学の授業やレポート、定期試験の対策をしたい方
・ガウスの法則やアンペールの法則を、式の意味から理解したい方
・発散や回転といったベクトル解析の記号でつまずいている方
・電気・通信・電子系の仕事で、電磁気の土台を固め直したい方
・マクスウェル方程式から電磁波が現れる筋道を追いたい方
必要な数学知識
モデルプラン
1)電荷に働く力
2)静電場の性質
3)静電場の微分法則
4)導体と静電場
5)定常電流の性質
6)電流と静磁場(Ⅰ)
7)電流と静磁場(Ⅱ)
8)電磁誘導の法則(Ⅰ)
9)電磁誘導の法則(Ⅱ)
10)マクスウェルの方程式と電磁波
11)物質中の電場と磁場
12)変動する電磁場と物質
参考テキスト
担当講師
※日程により一部講師が変わる事があります。



