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解析力学

  • モデルプラン:【発展】80分×10回

力学の基礎方程式は質点に対するニュートンの運動方程式です。惑星の運動や放物体のような場合にはこのままでよいですが、もっと一般的な力学系はこれを適用しようとするときには、いろいろと工夫を凝らさなければ問題を解くことができません。

「解析力学」というのは剛体力学や流体力学のように扱う対象の性質による分類ではありません。対象は一般的ですが、方法が「解析的」なのであり、系の運動を数学的にどう記述すると計算に便利か、ということに考察の重点が置かれます。

運動を記述するためには直交座標系を離れて、できるだけ便利な変数を自由に選定することにあり、それがラグランジュの一般化座標です。この座標系を用いて様々な現象を「機械的に」計算を進めることができる楽しさを学んでいきましょう。また、今後、統計力学や量子力学を学びたい方は、その橋渡しの内容を行うので最適です。

受講内容

ラグランジュの方程式がニュートンの方程式からどのように導出されるのか。これを理解した上でラグランジュの方程式の実例に触れ、使いこなせるようにします。また、古典力学と統計力学や量子力学との橋渡しをする上で、大事な役割を果たす、正準方程式などを学びます。

※内容はお客様のご要望等によって変更することがあります。

受講対象

・大学の授業、レポート対策をしたい方
・量子力学などを学ぶために解析力学を学習したい方

モデルプラン

【80分×10回】

1)一般化座標とラグランジュの方程式(Ⅰ)
2)一般化座標とラグランジュの方程式(Ⅱ)
3)ラグランジュの方程式と束縛
4)変分原理
5)正準方程式と正準変換(Ⅰ)
6)正準方程式と正準変換(Ⅱ)
7)力学系の微小振動(Ⅰ)
8)力学系の微小振動(Ⅱ)

※実際のプランはお客様のご要望等によって変更することがあります。

参考テキスト