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気象予報士試験の数学・物理はどのレベル?|文系から合格する計算対策

公開日

2026年9月3日

更新日

2026年9月3日

この記事のポイント

  • 受験資格に制限はなく、学科の一般知識では大気の熱力学・力学などが公式の出題範囲です
  • 公式概要は数学の学年レベルを定めていません。高校数学・物理を土台に、単位・式変形・指数対数・グラフを気象現象と結びつけます
  • つまずく5つの原因と対策が分かります
  • 文系が計算を克服する学習の順番を紹介します

結論|学年名で決めず、公式の出題範囲と過去問から必要計算を逆算する

公式概要では、学科の一般知識に大気の熱力学・力学など、実技に気象概況の把握や局地的な気象の予想などが挙げられています。一方、「高校数学まで」といった学年レベルは公式には定められていません。受験資格に制限はないため、出身分野ではなく、公式過去問で必要になる単位換算・割合・式変形・指数対数・グラフ読解などを一つずつ確認するのが確実です。

ポイントは「どこまで必要か」を見極めること。範囲を絞れば、数式アレルギーがあっても着実に前へ進めます。

気象予報士で数学・物理を使う場面

数式が登場するのは、主に次の場面です。

場面 主な内容 使う数学
学科(一般知識) 大気の熱力学・力学、気圧・風の関係 指数・対数・式変形
実技 気温・湿度・移動速度などの計算 四則演算・割合・比例
物理の基礎 力・エネルギー・状態方程式 高校物理レベル
散布図で傾向を示したイラスト
気象データは「グラフの傾向」で読み解く
高度が上がると気温が下がる気温減率を示した直線グラフ
上空ほど気温が下がる(気温減率)——大気の物理は数式で表せる

なぜ文系は「難しい」と感じるのか

難しさの多くは、数学の高度さではなく物理・数学のブランク数式アレルギー、そしてどこまで必要か分からず身構えることにあります。必要範囲を先に把握してしまえば、量も難易度も現実的なものに見えてきます。

気象予報士の計算でつまずく原因TOP5

原因1:どこまで数学・物理が必要か分からず身構える

全体像が見えず不安になります。対策:試験で必要な範囲を先に把握します。

原因2:指数・対数の扱いに慣れていない

式変形で手が止まります。対策:指数・対数を高校レベルで復習します。

低いハードルを越えると先の道が開ける様子を表したイラスト
数式アレルギーは「必要範囲だけ」に絞って越える

原因3:単位(hPa・K・m/s)の換算でつまずく

単位を取り違えます。対策:頻出単位の換算を先に整理します。

原因4:物理の基礎(力・エネルギー)が抜けている

現象の理解が浅くなります。対策:高校物理の基礎を必要範囲で埋めます。

原因5:計算問題を後回しにして手をつけない

苦手意識が固定化します。対策:早めに過去問の計算に触れ、慣れておきます。

文系のための学習ステップ

  1. 試験で必要な数学・物理の範囲を把握する
  2. 指数・対数・比例など高校数学の基礎を復習する
  3. 大気の熱力学・力学を、数式と現象をセットで理解する
  4. 過去問で計算問題のパターンに慣れる

和から式|計算1題を「4段メモ」にする

計算問題を解いたら、答えの横に次の4行を残します。

  1. 単位:与えられた量と答えの単位をそろえたか
  2. 式:使った関係式を、数値を入れる前に文字で書いたか
  3. 向き:増える・減る、東西南北、上昇・下降など符号の意味を確認したか
  4. 桁:気温、速度、気圧などとして不自然な大きさになっていないか

誤答を「計算ミス」でまとめず、単位・式・向き・桁のどこで崩れたか記録します。3回分を並べると、自分が復習すべき数学・物理が見えるのが和から式の狙いです。

よくある質問(FAQ)

Q1. 文系でも合格できますか?

受験資格に学歴や専攻の制限はありません。必要な計算を過去問から逆算し、基礎から積み上げれば専攻を問わず挑戦できます。

Q2. どのレベルの数学が必要ですか?

公式概要は数学の学年レベルを示していません。単位換算、割合、式変形、指数対数、グラフ読解などを、公式過去問で使われる形に合わせて確認しましょう。

Q3. 物理はどこまで必要ですか?

公式範囲には大気の熱力学・力学などが含まれます。高校物理の力・エネルギー・状態方程式を土台に、気象の現象と式を結びつけて学びます。

Q4. 計算が苦手でも大丈夫ですか?

単位・式変形・グラフ読解を分けて練習し、公式過去問でどこに時間がかかるかを測りましょう。必要な練習量には個人差があります。

確認に使った公式資料

まとめ|公式過去問から必要な数学・物理を逆算する

公式概要は数学の学年レベルを定めていません。まず公式過去問で、単位換算・割合・式変形・指数対数・グラフ読解のどこで止まるかを確認しましょう。大気の熱力学・力学を現象と式のセットで理解し、誤答を「単位・式・向き・桁」に分けて直すと、復習範囲を絞れます。

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監修/和から株式会社 堀口智之

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