先生を悩ます「観点別評価方法」
公開日
2023年7月23日
更新日
2024年8月4日
2022年度から高校でも導入された「観点別評価」について、学校の先生方から和からにも多くのご相談をいただきます。そのほとんどは、「生徒をどうやって評価したら良いかわからない」というものです。
今回は、先生を悩ます「観点別評価方法」について、まとめてみましたのでぜひご覧ください。
1.《観点別評価方法とは?》
各教科ごとに設定された観点に基づき、生徒がどれだけ目標を達成しているかを分析的に捉える評価方法です。観点は、「知識・技能」、「思考・判断・表現」、「主体的に学習に取り組む態度」の3つに分かれており、これらの観点から生徒の学習状況を評価します。
少し分かりづらいと思うので、高校の英語教科の評価例(※一部)ご紹介します。
2.《英語教科の評価例 ※一部》
英語の場合、観点別評価の3つの観点は、
①「知識・技能」
日頃の小テスト、スピーチ、定期試験などから、英語の4技能「聞くこと」、「話すこと」、「読むこと」、「書くことについて、実際のコミュニケーションにおいて活用できる知識・技能を身に付けているかを評価します。
②「思考・判断・表現」
日頃の小テスト、スピーチ、定期試験などから、「場面」、「目的」、「状況」等に応じて、日常的な話題から時事問題や社会問題まで幅広い話題について、情報や考えなどを外国語で的確に理解したり適切に伝え合ったりしているかを評価します。
③「主体的に学習に取り組む態度」
日頃の授業態度、宿題やレポートの提出状況から、生徒自身が、自らの学習状況を把握し、今後の進め方について試行錯誤しているかなど、意志的側面を評価します。
これらはあくまで一例で、「読んだだけでは、中々わからない」というのが本音では無いでしょうか?
正しい評価をする為に、「評価の設計」の部分から、「最終評点はどうやってつけたら良い?」、「小テストの1点と期末テストの1点は同じで良いのか?」など点数の理解まで、算数で解決できる部分が多くあります。
和からでは、「観点別評価方法」で困っている「国語」、「英語」、「社会」など評価でお悩みの全教科の先生方向けに、無料の個別カウンセリングも実施しております。お気軽にお申し込みください。
(文/西原)
絶対成功する! 新3観点の英語テストづくり&学習評価アイデアブック 瀧沢広人(著) 明治図書出版
「和からの個別指導」では、どんなに苦手な方でも自分のペースで学ぶことができます。
算数から苦手意識を克服したい方など、ご興味があれば一度無料カウンセリングでご相談ください!