統計検定3級 & 共通テスト数IA・IIB(データの分析、確率統計)対策
公開日
2022年1月26日
更新日
2026年7月26日
高校生から学び直しまで|統計検定3級・共通テストのデータの分析を「集め方」から学ぶ
「たくさん集めたのだから正しいはずだ」——統計でいちばん多い思いこみです。けれど集め方がかたよっていると、人数をどれだけ増やしても、そのかたよりは直りません。
この講座では、統計検定3級と共通テストの「データの分析」で問われる内容を、標本調査・散らばりの指標・相関と回帰まで、図で見て納得しながら進めます。暗記ではなく理由から入るので、初見の問題にも手が届くようになります。
受講内容
統計検定3級と共通テストの「データの分析」で本当に問われているのは、計算の速さではありません。その数字がどう集められ、何を表しているのかを言えるかどうかです。ここが最初の分かれ道になります。
たとえば、ある調査で「1000人に聞きました」と書かれていたとします。数だけ見れば十分に思えますが、聞いた場所が平日の昼間の駅前だったらどうでしょうか。その時間にそこにいる人は、働いている世代や学生にかたよります。いっぽう、名簿から無作為に選んだ100人のほうが、人数は少なくても全体の姿をずっとよく映します。数を増やしても、集め方のかたよりは消えないのです。この感覚をつかむと、標本調査の問題も、実験の設計の問題も、迷わず読めるようになります。

授業は、出題範囲に沿って三つの柱で進めます。
- 標本調査と実験
無作為抽出とは何をすることなのか。かたよりがどこで生まれるかを、身近な調査の例で見分けられるようにします。 - 散らばりの指標とグラフ
分散・標準偏差・四分位数・箱ひげ図。なぜ平均だけでは足りないのかを、実際のデータで確かめながら進みます。 - 相関と回帰、確率
相関係数の意味と限界、散布図の読み取り、確率と確率分布の基本まで。共通テストで頻出の形式で練習します。
よくある質問
Q.統計検定3級はどのような試験ですか。
A.CBT方式で60分、30問程度の4肢または5肢選択です。100点満点で70点以上が合格の基準で、出題範囲は共通テストの「データの分析」と大きく重なります。
Q.共通テスト対策と検定対策は、両立できますか。
A.できます。範囲が重なっているため、片方の学習がそのままもう片方の得点につながります。目標の日程に合わせて、どちらを軸に置くかを決めていきます。
Q.計算は苦手ですが、大丈夫でしょうか。
A.大丈夫です。この範囲でつまずく原因は計算力よりも、用語の意味があいまいなことにあります。言葉の意味を確かめるところから丁寧に進めます。
Q.社会人が学び直す目的で受講してもよいですか。
A.もちろんです。仕事でデータを扱う前の入口として、この範囲はとても相性がよいところです。高校範囲から離れて長い方にも合わせて進めます。
ここで身につけた「集め方を確かめる」習慣は、統計検定2級の推定・検定に進むときにも、大学以降でデータを扱うときにも、そのまま効いてきます。
なお、受講に前提知識は必要ありません。平均と割合の意味を確かめるところから、やさしく学び直せます。
この試験の対策コース全体(料金・受講の流れ・講師のご紹介)は、統計検定対策 個別指導(3級・2級)のページでご案内しています。
※内容はお客様のご要望等によって変更することがあります。
受講対象
・共通テストの「データの分析」を得点源にしたい高校生・受験生の方
・統計検定3級の合格を目指している中学生・高校生の方
・データを扱う前に、統計の入口を固めておきたい社会人の方
・箱ひげ図や相関係数の意味が、なんとなくのままになっている方
・お子さまの学習に合わせて、保護者の方も一緒に学び直したい場合
必要な数学知識
モデルプラン
1) 記述統計Ⅰ〜 代表値・散布度・統計グラフの活用
2) 記述統計Ⅱ〜 相関と因果、回帰・クロス集計の活用
3) 記述統計III〜 様々なグラフの活用演習
4) 確率 〜 高校数学の範囲の演習(独立試行・条件付き確率)
5) 確率分布I〜 確率変数の期待値・分散
6) 確率分布II〜 二項分布と正規分布
7) 推測統計Ⅰ〜母集団と標本、母平均・母比率の標本分布
8) 推測統計Ⅱ〜母平均・母比率の区間推定・仮説検定
※ 共通テスト対策を行いたい方は追加授業による模擬演習もお奨めします。
参考テキスト
担当講師
※日程により一部講師が変わる事があります。



