ブラックホールと一般相対論入門
公開日
2021年6月3日
更新日
2026年7月25日
大人の教養数学|ブラックホールと一般相対論 ― 重力は「時空の歪み」
「重力とは、じつは時空のゆがみである」――アインシュタインの一般相対論とブラックホールを、知的好奇心から学ぶ講座です。
重い天体は、まわりの時空をくぼませ、光さえも曲げます。そのゆがみの極限に生まれる、光も出られない天体=ブラックホールへと迫ります。
受講内容
一般相対論は、重力を「時空のゆがみ」として描き直した理論です。重い天体ほど、まわりの時空を深くくぼませ、光の進路さえ曲げます。そのゆがみが極限まで進むと、光さえ出られない境界(事象の地平面)――ブラックホールが生まれます。よくあるつまずきが「時空がゆがむ」のイメージ。ゴムのシートが重いボールでへこむ絵から入ると、すっとつかめます。

「力」ではなく「かたち(幾何)」で重力を捉える ― この発想の転換が、現代宇宙物理の出発点です。学ぶと、次のようなものに出会えます。
- 発想の転換
「力」ではなく「幾何(かたち)」で重力を捉える - 宇宙の観測
ブラックホール・重力波・重力レンズ - 教養・美しさ
数式の前に、絵とイメージで核心へ
一般相対論は、宇宙論・重力波天文学を支える、現代物理の土台です。
なお、特殊相対論に触れているとスムーズですが、必須ではありません。イメージから並行して学べます。
よくある質問
Q.ブラックホールは“穴”なのですか?
A.正確には、光さえ抜け出せないほど時空が深くくぼんだ天体です。その境界を「事象の地平面」と呼びます。
Q.数式が難しそうです
A.厳密には難しい理論ですが、時空のゆがみの“絵”で、核心の考え方はしっかりつかめます。
Q.重力波と関係がありますか?
A.はい。時空のゆがみが波として伝わるのが重力波です。実際に観測され、大きな話題になりました。
Q.物理が苦手でも大丈夫ですか?
A.はい。力ではなく“かたち”で重力を見る、という発想の転換を、絵から味わえます。
物理の学び進め方や料金・受講の流れは、物理の学び直し 個別指導のページでご案内しています。
※内容はお客様のご要望等によって変更することがあります。
受講対象
・ブラックホールや一般相対論の中身を知りたい方
・「重力=時空のゆがみ」という発想に触れたい方
・重力波・重力レンズなど宇宙物理に関心がある方
・数式より先にイメージで理解したい方
・知的好奇心から宇宙を楽しみたい社会人の方
必要な数学知識
モデルプラン
テキストに沿って以下を学んでいきます。
第1章 ブラックホールを「表す」:数式から現れる世界
第2章 距離を測る:線素と微分積分
第3章 測り方を変えてみる:デカルト座標から極座標へ
第4章 次元を上げる:偏微分と3次元極座標
第5章 「時間と空間」から「時空」へ:特殊相対論
第5章の続きと付録A 特殊相対論に関する補足
第6章 空間の曲がりを表現する:ベクトルと曲率
第6章の続きと第7章 重力は時空の曲がりである:一般相対論
第7章続きと付録B 一般相対論に関する補足
第8章 ブラックホール解を導く:アインシュタイン方程式とシュヴァルツシルト解
参考テキスト
担当講師
※日程により一部講師が変わる事があります。



