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【和から株式会社】初心者のためのPython入門-動画抜粋

公開日

2024年12月6日

更新日

2025年4月2日

和から株式会社主催「初心者のためのPython入門」の講義抜粋となります。
※動画でもご覧いただけます。

※現在の開催は終了しております。
Pythonに興味のある方は無料の「Pythonプログラミング体験セミナー」からご参加ください。

初心者のためのPython入門:動的言語としての魅力と活用法

プログラミング言語は、その設計思想によって大きく「動的言語」と「静的言語」に分けることができます。この違いは、言語の使いやすさや動作速度に直結するため、プログラミングを始める上でぜひ知っておきたいポイントです。

動的言語と静的言語の違い

動的言語とは、入力されたデータの型を自動的に判断し、柔軟に処理を行う言語です。いわば「空気を読む」言語とも言えるでしょう。たとえば、ある変数に数字を入れれば自動的に数値として処理され、文字列を入れれば文字列として扱われます。事前に細かい型指定をしなくても動作するため、コードを簡潔に書くことができ、初心者にも扱いやすいのが特徴です。

一方、静的言語は「空気を読まない」言語です。すべての変数に対して、あらかじめデータ型を明示的に指定する必要があります。この手間はあるものの、動作速度が速く、エラーの検出もしやすいため、大規模な開発現場では好まれる傾向にあります。

Pythonの柔軟性と初心者にやさしい特性

Pythonは、動的言語の代表格です。何よりの魅力は、その学びやすさと柔軟性にあります。初心者がプログラミングに挑戦する際、「すべてを理解しなければいけない」という不安を持つことがよくありますが、Pythonではその心配は不要です。

Pythonには豊富なライブラリが用意されており、これらを活用することで複雑な処理も簡単に実現できます。

たとえば、数行のコードでデータを分析したり、グラフを作成したりすることが可能です。少ないコードで大きな成果を得られる点は、まさにPythonならではの利点です。

実績が支えるPythonの信頼性

Pythonは実際に多くのサービスで利用されています。FacebookやInstagram、そしてYouTubeの検索アルゴリズムの一部にもPythonが使われており、その活用範囲は非常に広いのです。

また、毎年発表されるプログラミング言語の人気ランキングでも常に上位にランクインしており、その信頼性と将来性は折り紙付きです。

データ分析における強み

特にPythonが強みを発揮する分野の一つが、データ分析です。

たとえば、複数の店舗の売上データを比較し、どちらに融資すべきかを判断するといった場面で、Pythonは非常に有用です。平均値や最大値、最小値などの統計指標を簡単に計算できるほか、データを視覚的に捉えるためのグラフ作成も可能です。

これらの作業を支えているのが、NumPy、Pandas、Matplotlibなどの豊富なライブラリ群です。

実際に触れてみよう:Jupyter Notebookの活用

「百聞は一見に如かず」。Pythonの魅力を実感するには、実際に触れてみるのが一番です。

初心者には、まず「Jupyter Notebook」の使用をおすすめします。これは、Webブラウザ上でコードを記述・実行できるツールで、初心者にとって非常に親しみやすい環境です。

たとえば、次のようなコードを入力してみましょう。

print(“Hello World”)

このシンプルな一行が、プログラミングの第一歩です。画面に「Hello World」と表示されれば、Pythonの世界への扉が開かれた証です。

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