数字は世界の共通語|データセンス連載第9回
公開日
2018年10月13日
更新日
2026年10月12日
「中学2年生の5人中3人以上が数学嫌い」としていたTIMSS2011の数値を、国際報告書の値(53%が数学の学習を「好きではない」に分類)に直し、中学2年生で学ぶ「証明」を未習としていた記述を削りました。御手洗冨士夫氏の肩書きは「元経団連会長」としています(会長在任は2006〜2010年)。
この記事の主な内容
この記事のポイント
・データセンス連載第9回、数字は世界の共通語
・「数学が苦手」という大人は多く、中学2年生でも半数以上が数学の勉強を好きではない
・「数字で語ろう」と掲げる企業があっても、身につけ方はOJT頼みになりがち
・統計学を学び始める方や管理職、SPI対策を控えた学生など、データセンスが役立つ人を紹介
数字は世界の共通語(連載第9回)
データセンス連載第9回のテーマは「数字は世界の共通語」。「数学が苦手」という人が多い現状を調査データと教室での実感から考え、数字で語る力(データセンス)がどんな人に役立つのかを紹介します。
「データセンス」連載9回目です
和から代表の堀口です。
今回、「データセンス」をみなさんに知っていただけるように、データセンスの記事を連載することにしました!
ぜひ、数字の苦手な方や、統計学をこれから学ぼうとしている方に読んでいただきたいと思います。
長く続けられるように2週間に一度、更新していきたいと思いますので、楽しんでいただきながら読んでみてください。
◆半数以上の大人が「数字」は苦手!?
「あーーー数学苦手なんです。」 というセリフ、何度聞いたことでしょうか。 「社会人向けの数学教室をやっています。」とお話すると、まるで定型句かのようにこの言葉を頂けます。
実は、日本人の中学2年生の半数以上(53%)が数学の勉強を「好きではない」という統計データがあります。(※)中学2年生の段階、ですから、まだ「2次関数」とは出会っていません。しかし、既に半分以上の中学生が数学に苦手意識を感じてしまっています。 これまで多くの社会人の方とお会いしてきて、この割合は大して変わらない・・・、いやいや、もっと多いように体感しています。 数学力と数字力は別の能力ではありますが、「数学」が嫌いだからこそ、数字も好きになれないという方も少なくありません。
「数字が世界共通語、数字で語れるようになろう」
というスローガンを持つ企業も存在しています。しかし、数字で語りたい、と思いながら、その身につける方法は、「OJT」(On-The-Job Trainingの略)、つまり仕事をやりながら身につけていくという非常に曖昧な方法です。身につく方もいれば、身につかない方も多いのが現状です。
※引用:国際数学・理科教育動向調査(TIMSS2011)国際報告書。生徒質問紙から作られた「数学の学習が好き」の尺度で、日本の中学2年生の53%が「好きではない」に分類されました(国際平均は31%)。
◆どんな人が身につけたら効果が高いのか?
データセンスはどんな人が身につけたら一番効果が高いのでしょうか。もしかしたら「数学嫌い」である半数以上の日本人に必要なセンスかもしれません。ただ、人によって緊急性は全く異なり、すぐに必要そうな方もいれば、いらなくても生きていける方もいるにはいるでしょう。最近だと、統計学の活用やデータ分析を学び始める前に「まずは数字と馴染めるようになりたい」という目的で学び始める方が増えています。
・統計学をこれから本格的に学んでいきたいと思っている方 ・統計学を社内で活用し、判断するための力を持ちたい管理職 ・データ分析に関するセンスを磨きたい方
他にも、数字に対しての苦手意識克服や、数学的思考を身につけたい方にもオススメです。
・数学的思考を身につけたい人 ・数字を見るのが嫌だが、数字を生かした仕事についている方 ・数学がずっと苦手でコンプレックスがある方 ・ボケ防止など頭の体操をしたい人
必要なのは大人だけでありません。学生のうちに学ぶのも一つだと思いますが。データセンスで用いられている手法はテストの解答に書いてしまうと「×」になることもあるかもしれません。裏技を多用するためです。きちんと計算するのではなく、より楽に計算するのがデータセンスです。
・文系の学生でSPI対策を将来に控えている学生 ・数学の成績を伸ばしていきたいと思っている中高生
他、営業職、経理・財務、管理職、分析職などほとんどすべての社会人の方に必要なものです。
◆次回は
ソフトバンクの孫正義氏や元経団連会長の御手洗冨士夫氏の名言と共に どんな風にデータセンスを活用しているかを考察していきます。
また2週間後公開しますのでお楽しみに!(【データセンス10】孫正義のデータセンスとは)
日常生活や仕事で数字にお困りの方は、ぜひ一度遊びに来てください。
関連記事
仕事で出てくる数字のことばを、1枚にまとめた資料があります。「この数字、どう説明すればいいんだろう」で手が止まったときに開く用の、A4・2ページの早わかりシートです。
和からのメルマガに登録すると、この資料を含む3本をまとめてお送りします。登録はメールアドレスだけ、30秒で終わります。
新着記事
同じカテゴリーの新着記事
同じカテゴリーの人気記事
この記事に関連する教室: 数学教室 → 社会人の学び直し講座 →






