数学に関するオモシロブログ マスログ

2018/10/27

【データセンス10】孫正義のデータセンスとは

「データセンス」連載10回目です

和から代表の堀口です。
今回、「データセンス」をみなさんに知っていただけるように、データセンスの記事を連載することにしました!
ぜひ、数字の苦手な方や、統計学をこれから学ぼうとしている方に読んでいただきたいと思います。

長く続けられるように2週間に一度、更新していきたいと思いますので、楽しんでいただきながら読んでみてください。

前回はこちら【データセンス9】数字は世界の共通語!数字で語ろう
データセンス 連載一覧

 

◆「数字で語れない者は去れ!」

 この間、某日本でも有数の成果を上げている投資家の方の講演を聞く機会がありました。

「財務諸表の数字を見ただけで視覚的にグラフになって目の前に現れる。」

「大体5分くらいでどこに問題があって、何の対策を打っていけばわかる。」

とお話されていました。果たして、日本の中にこのくらい数字が得意な人が何人いるでしょう。おそらくほぼいないのではないでしょうか。その方は、幼い頃から数字とずっとふれあってきて、「投資」を実践する中で、会社の財務情報をずっと眺めていたそうです。
他、ソフトバンクの孫正義社長も、

「数字で語れない者は去れ!」
「これからは多変量解析をしないやつはいらない!」(※)

と言ったと言われています。

経営者で数字を大切にしていない人はいません。なぜなら、経営における成果とは売上であり、利益であるからです。もちろん、他の要素もありますが、売上や利益がないと、経営ができません。経営を意識していない人でも、ご自身の給料がいきなり毎月5万円減る、となれば、やはり心は揺れ動くことでしょう。数字はお金であり、成果でもあります。成果に対してきちんとコミットすればするほど、数字を大切にせざるを得ないのです。

※多変量解析は統計学の手法で様々な要素の関連性を量的に分析する手法。
※「孫社長にたたきこまれた すごい「数値化」仕事術」参照


 

◆数字に「物語」を込める

経団連会長の御手洗冨士夫氏の名言の一つを考察していきます。

「数字なき物語も、物語なき数字も意味はない」

 例えば、営業マンに目標を聞くと、「●●円売上を達成します!」などと威勢の良い発言をすることがあります。
「おっ、すごいな・・・」
と思うのですが。しかし、実際にすぐに売上につながりそうな見込みの案件を聞いてみると意外と件数が少なかったり・・・。

例えば、1ヶ月で10件の契約が欲しいのであれば、30件の検討案件をつくり、100件の新規営業を行うなどといった目の前の現実的な「数字」に帯する計画も同時に必要です。(マンションの販売など、最初の営業から売上につながるまで時間のかかる商品などは特に見込み案件の件数が重要です。)

なぜ、大きめの数字を言ってしまうのか。それは、営業マンは「成果を出したい。」「数字を大きく見せたい。」という願望があるからです。人は、漠然とした未来に希望があって欲しいとき、”大きな数字”を提示するときがあります。しかし、目の前を見てみると意外と件数が少ないこともしばしば。もちろん、見込み案件が少なくても突然売上につながることもあるので、その業種における特性を理解する必要があります。

夢見るミュージシャンでも一緒です。夢は大きいけど、やっていることはアルバイトの毎日。「いつかスカウトがくることを夢見て・・・」のように考えても、そんな彼氏を持つ彼女は、残酷な現実をよくわかっています。その「いつか」が具体的に「いつ」になるということを決めるための具体的な計画が人を安心させることは言うまでもありません。夢は夢、現実は現実として足下を見た日々を送りたいものですね。

 

◆次回は

「営業」の方が身に着けるべきデータセンスとは何でしょうか。
どんな風にデータセンスを活用してできる営業マンは行動しているのでしょうか。

また2週間後公開しますのでお楽しみに!

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