管理職のための生成AI推進研修-部下が「使い始めて、やめない」チームの条件とマインドセット-
公開日
2026年9月16日
更新日
2026年9月16日
「使ってみて」と言っても部下は数回触って止まり、チャットで少し楽になっただけで満足してしまう──。多くの職場で起きているこの状態を抜け出すための、管理職向けの実践研修です。まず管理職自身が確実に効率1.2倍を出す使い方と、それを阻む思い込みの外し方を身につけ、そのうえで1.2倍で止まらず2倍・3倍へ、チャットの先にある自動化へ進む道筋を学びます。部下が「使い始めて、やめない」チームをつくる条件(仕組み)とマインドセット(考え方)の両面を、演習を通じて持ち帰ります。
「使ってみて」では、部下は使い始めません
アカウントは配った。研修も一度やった。それでも実際に触っているのは数人だけ。これは意欲の問題ではなく、最初に何へ使えばいいかが決まっていないことが原因です。用途が空欄のまま渡されたツールは、数回試されて忘れられます。
必要なのは、今週の自分の仕事を1つ、その場で片付けてみるという具体的な体験です。研修では、その入口をチーム単位でつくります。
「チャットで少し楽になった」で止まっていませんか
質問して答えをもらう。文章を整えてもらう。それだけでも確かに速くなりますが、チャットの往復で得られるのは、せいぜい1.2倍までです。ここで満足してしまうと、成果はそこで頭打ちになります。
2倍・3倍に伸びるのは、毎週くり返している作業そのものをAI側に渡したときです。速くするのか、作業をなくすのか。その違いを理解するところから先が変わります。
まず、管理職自身が1.2倍を出す
部下にだけ使わせようとしても、うまくいきません。指示の出し方も、どこまで任せられるかの感覚も、自分が使っていなければ判断できないからです。手本のない推進は、たいてい途中で止まります。
研修の前半は、管理職自身の実務が対象です。メール・議事録・報告書の下書き、要約、判断材料の整理、部下の資料のレビュー。その場で実際に片付けながら、1.2倍を確実に取りにいきます。
「やめない」チームには、条件とマインドセットがあります
続くチームと続かないチームの差は、根性ではなく仕組みにあります。小さな成功体験が最初に置かれているか、成果が見えるか、失敗を責めない前提があるか。この3つが揃うと、使う人は自然に増えていきます。
加えて必要なのが、任せる業務の明文化です。「この作業はAIに渡してよい」と決まっていることが、現場が迷わず使い続ける条件になります。
もう一つが、部下の側のマインドセットです。「怒られそう」「サボりに見える」「仕事がなくなる」といったブレーキは、上司の言葉のかけ方と、失敗を学習として扱う姿勢で外れていきます。
セミナー概要
管理職が自ら使いこなし、チームに広げるところまでを扱う、全2回×90分(計3時間)の実践研修です。第1回は「まず1.2倍を確実に出す」。管理職自身の業務を題材に、指示の出し方と任せ方、そして1.2倍を阻む思い込みの外し方を身につけます。第2回は「1.2倍から2倍・3倍へ」。プロンプトの定型化から手順書化、スケジュール実行・エージェント化まで、チャットの先にある自動化の道筋をたどり、部下のブレーキを外すマインドセットまで扱います。
毎回、講義のあとにご自身のチームの題材で手を動かす時間を取ります。2回目の終わりに、誰に・どの業務を・いつまでに・どう測るかまで決まった推進プランを持ち帰っていただくこと。それがこの研修のゴールです。
こんな方におすすめ
- 部下に生成AIを使わせたいが、数人が触って終わっている
- 「チャットで少し楽になった」以上の成果が出ていない
- 「AIは間違える」「自分でやった方が早い」と、自分自身が使い切れていない管理職・リーダー
受講後に得られること
- 管理職自身が明日から効率1.2倍を出せる生成AIの使い方と、それを阻む思い込みの外し方
- チャットで終わらせず、自動化まで進めるための段階的な道筋
- 部下が使い続けるチームをつくる仕組みと、マインドセットの育て方
監修・講師のこだわりポイント
生成AI研修でよくあるのが、便利な使い方を紹介して終わるパターンです。その場では盛り上がっても、翌週には誰も開いていない。原因は、参加者が自分の業務に置き換える時間を取っていないことにあります。
この研修では、管理職ご自身の実際の業務をその場で片付けるところまでやります。そのうえで、チャットの先にある自動化を、和からの社内事例やデモで具体的にお見せします。持ち帰るのは知識ではなく、来週から動く推進プランです。
受講対象
・部下に生成AIを使わせたいが、数人が触って終わっている方
・「チャットで少し楽になった」以上の成果が出ていない方
・「AIは間違える」「自分でやった方が早い」と、自分自身が使い切れていない方
・チームの定型業務をAIに任せて、作業そのものを減らしたい方
・部下のブレーキの外し方(声のかけ方)を知りたい方
・推進役を任されたが、何から手をつければよいか分からない方
・管理職・マネージャー・チームリーダー・情報システム・人事担当者
必要な数学知識
特別な数学知識やITの専門知識は必要ありません。生成AIをほとんど使ったことがない方でも受講いただけます。
セミナー内容
第1回 まず1.2倍を確実に出す ― 管理職自身の使い方とマインドセット(90分)
① 現場で起きていること
・使わない・数回で止まる・チャットで終わる
② 生成AIで最初に効く仕事(実演)
・メール・議事録・報告書の下書き、要約、文章の整え
③ 1.2倍を出す使い方の基本
・指示の出し方(役割・条件・出力形式)
・資料を渡して答えさせる
・修正指示の重ね方
④ 1.2倍を阻む3つの思い込みと、管理職の5つの構え
・まず自分が使う/7割で出して直す/AIは相棒/作業をなくす目線/使い方を見せる
⑤ 演習:自分の今週の業務を1つ、その場で生成AIで片付ける
⑥ 管理職ならではの使い方
・判断材料の整理/複数案の比較/部下の資料のレビュー
⑦ 宿題:部下と一緒に「毎週やっている作業」を1つ選ぶ
第2回 1.2倍から2倍・3倍へ ― 自動化への道筋と「やめない」チームの条件・マインドセット(90分)
① 1.2倍で止まる理由
・「速くする」と「作業をなくす」の違い
② チャットから自動化への3段階
・プロンプトの定型化
・手順書化(テンプレート/プロジェクト機能)
・スケジュール実行・エージェント化(Claude Code等のデモ、和から社内の事例)
③ 「AIに渡せる業務」の切り出し方
・チームの定型業務の棚卸し演習
④ 部下が「使い始めて、やめない」条件
・小さな成功体験の設計/成果の見える化/AIに任せる業務の明文化
⑤ 部下のブレーキを外すマインドセット
・「怒られそう」「サボりに見える」「仕事がなくなる」への言葉のかけ方
・失敗を学習として扱う/「使ったこと」を評価する
⑥ 演習:自チームの推進プラン作成(誰に・どの業務を・いつまでに・どう測るか)
⑦ Q&A
セミナー基本構成
※開催回ごとに多少構成が変わることがあります。
お持ち物と注意事項
書き出しながら考えるワークがあります。手を動かせるものをご用意ください。
2.PCでのご参加(推奨)
実際に生成AIを操作していただく演習があるため、パソコンからのご参加を推奨いたします。
3.普段お使いの生成AIのアカウント(任意)
ChatGPT・Claude・Gemini・Copilotなど、お手元で使える環境があるとそのまま演習に入れます。ない場合もご参加いただけます。
4.いま担当しているチームの定型業務(任意)
ご自身の題材をお持ちいただくと、演習の成果をそのまま業務に持ち帰れます。
料金
Webフォーム申込:税抜 17,200円(税込 18,920円)
通常申込:税抜 36,400円(税込 40,040円)
※Webフォーム申込価格は、当サイトの申込フォームからお申し込みいただく場合に適用されます。
・お支払い方法はお申込み後にメールにてご案内致します。
セミナー監修
堀口 智之(ほりぐち ともゆき)
和から株式会社 代表取締役/「大人のための数学教室 和®」創業者
大人の数トレ教室 代表/キッズデータラボ 代表
2010年、自己資金10万円で「大人のための数学教室 和®」を創業。現在は累計受講者30,000人超の教育事業へと成長させる。2016年には日本最大級の数学イベント「ロマンティック数学ナイト」を企画・創設し、同年「大人の数トレ教室」を立ち上げ、数字に苦手意識のある層の“学び直し”を体系化した。
2024年からは、ChatGPT・Claude・Gemini・Gemini Notebookなどを活用した生成AIの実践研修を本格化。経営者・管理職に向けて「AI時代の意思決定力」「データ解釈力」「生成AIリスクマネジメント」などをテーマに、クリティカルシンキングと生成AIを掛け合わせた「AIに騙されない・AIを使いこなす」判断力の育成をライフワークとする。
大学・学校・企業での講演/授業、メディア出演も多数。
日本テレビ「月曜から夜ふかし」をはじめメディア出演実績多数。著書に『「データセンス」の磨き方』(ベレ出版)、『「数字がこわい」がなくなる本』(ダイヤモンド社)など。
担当講師
※日程により一部講師が変わる事があります。



