問題解決研修-複雑な課題を整理し原因から解決策を導く-
公開日
2026年8月20日
更新日
2026年8月20日
法人・団体向けサービスは数学・統計学・データ分析・数字力といった、数学に関連した研修を数多くご用意し、文系・理系問わず、リテラシー向上(社内平均値の底上げ)から問題解決のための高度な数理及びデータ分析研修まで展開しています。→詳しくはこちら
「課題は山ほどあるのに、どれから手をつけるかで毎回止まってしまう」。そんな状態を抜け出すための、全2回×90分の実践研修です。問題を切り分ける、原因を確かめる、打ち手を選ぶ。この順番を、ご自身の職場の課題を教材にして一度通しでやりきります。終わったとき手元に残るのは、フレームワークの知識ではなく、「課題 → 原因 → 打ち手」が1枚に整理された、そのまま上司に見せられる紙です。
その問題、まだ「解ける形」になっていません
売上が伸びない。ミスが減らない。若手が育たない。口に出してみれば、どれも間違いなく問題です。ただ、この大きさのままでは誰にも解けません。
動き出せないのは能力や意欲のせいではなく、多くの場合、問題が大きすぎるまま置かれているだけです。「売上が伸びない」を「既存顧客のリピートが、この半年、特定の層だけ落ちている」まで砕ければ、次にやることはほとんど自動的に決まります。本研修は、この「砕く」技術から始めます。
「とりあえずチェックを増やす」で疲れていませんか
ミスが多いからダブルチェックにする。会議が長いから資料を事前配布にする。どれも定番の打ち手ですが、原因が別の場所にあると、現場の仕事がひとつ増えるだけで数字は動きません。むしろ「対策はしたのに」という疲労感だけが積み上がっていきます。
対策の前に原因、原因の前に事実。遠回りに見えて、これがいちばん早い道順です。研修では「なぜ」を重ねる掘り下げ方に加えて、数字の世界でいちばん多い勘違いである相関と因果の混同の見抜き方まで扱います。
統計は要りません。数字は「当たりをつける」道具で十分
原因さがしの段階で必要なのは、精緻な分析ではありません。どの部門で、いつから、どのくらい悪いのか。この3つを数字で押さえるだけで、原因の候補は驚くほど絞れます。使うのは四則演算と割合だけです。
和からは2010年から、大人向けの数学教育を専門にやってきた会社です。だからこそ、数字が苦手な人がどこでつまずくかを知っています。「データを見ろ」と言われて困っている方にこそ、数字のいちばん実用的な使いどころをお渡しします。
会議の空回りにも、そのまま効きます
結論が出ない会議は、参加者の力量の問題ではないことがほとんどです。ある人は原因の話をし、ある人は対策の話をし、ある人は「そもそも」の話をしている。いま何を決める時間なのかが揃っていないだけです。
問題の設定、原因の特定、打ち手の立案。この3つを分けて進める型は、そのまま会議の進め方として使えます。受講後、いちばん最初に効果を実感しやすいのは、実はご自身の仕事より会議のほうかもしれません。
セミナー概要
複雑にからまった課題を整理し、原因から解決策までを導く、全2回×90分(計3時間)の実践研修です。第1回は問題の切り分け。MECEとロジックツリーを使って、大きな問題を「どこが悪いのか」まで絞り込みます。第2回は原因の特定と打ち手の立案。真因を掘り下げ、打ち手を効果と実行しやすさで並べ、検証の指標まで決めます。
毎回、講義のあとにご自身の課題を使った演習の時間を取ります。2回目が終わったとき、持ち込んだ課題が「提案できる形」になっていること。それがこの研修のゴールです。
よくあるお悩み
- 課題リストは埋まっているのに、優先順位がいつまでも決められない
- 対策は打ったはずなのに、数字が動いた実感がない
- 会議のたびに論点が増えて、前回の結論に戻れなくなる
- 上司や顧客に「で、根拠は?」と聞かれると言葉に詰まる
- MECEもロジックツリーも、知識としては知っている。使ったことはない
- 「データを見ろ」と言われるが、何をどう見ればいいのか分からない
研修・講座のゴール
- 大きな問題を、自分が動ける大きさまで分解できる
- 「たぶんこれが原因」を、確かめてから打ち手に進める習慣がつく
- 相関と因果を混同した説明に、自分でも気づけるようになる
- 打ち手を効果と実行しやすさで並べ、「やらないこと」を決められる
- 課題 → 原因 → 打ち手を1枚にまとめ、そのまま提案に使える
- 打った手が効いたかどうかを測る物差しを、自分で決められる
監修・講師のこだわりポイント
問題解決の研修は、フレームワークの紹介で終わりがちです。MECEもロジックツリーも、説明だけなら30分で済んでしまいます。それで使えるようになるなら、誰も苦労していません。
この研修がこだわるのは、自分の課題で一度やりきることです。ご自身の職場の課題を持ち込んでいただき、砕いて、掘って、打ち手にまとめるところまで2回で通します。フレームワークは、自分の問題に一度当てはめて初めて道具になります。借り物のケーススタディでは、その一線を越えられません。
もうひとつのこだわりは数字の扱いです。統計の知識は前提にしません。四則演算と割合だけで、「なんとなくそう思う」を「数字で確かめた」に変えるところまでお連れします。数学教育を本業にしてきた和からだからこそ、数字が苦手な方への説明の順番には自信があります。
受講対象
・課題は見えているのに、どれから手をつけるかで止まってしまう方
・対策を打っても数字が動かず、「対策疲れ」を感じている方
・結論の出ない会議を、なんとかしたいと思っている方
・上司や顧客に「根拠は?」と聞かれると言葉に詰まる方
・MECEやロジックツリーを、知識で終わらせたくない方
・「データを見ろ」と言われて、正直困っている方
・若手社員・中堅社員・管理職・企画職・営業職・バックオフィス担当者
必要な数学知識
特別な数学知識は必要ありません。四則演算と割合(%)が分かれば受講いただけます。統計や分析ツールの経験も前提としません。
セミナー内容
第1回 問題を「解ける形」に切り分ける(90分)
① 問題解決の全体像をつかむ
・「問題」とは何か:あるべき姿と現状のギャップとして捉える
・解決までの4ステップ(問題の設定 → 原因の特定 → 打ち手の立案 → 実行と検証)
・つまずきやすい3つの落とし穴(曖昧な問題設定/原因を飛ばした対策/打ち手の総花化)
② 問題を切り分ける
・MECE(モレなく・ダブりなく)の考え方と、粒度をそろえるコツ
・ロジックツリーで論点を分解する
・「どこが悪いのか」を絞り込む――Whereの思考
・分解の切り口を選ぶ(プロセス/対象/時間/数式で分ける)
③ 演習:自分の職場の課題をロジックツリーに落とす
・持ち寄った課題を分解し、取り組む論点を1つに絞り込む
・絞り込んだ理由を言葉にして共有する
第2回 原因を突き止め、打ち手につなげる(90分)
① 原因を掘り下げる
・「なぜ」を重ねて真因に迫る手順と、止めどきの見極め
・相関と因果を混同しない――見かけの原因に飛びつかないために
・数字・データで原因の当たりをつける(どこで・いつから・どのくらい)
・統計の知識がなくても使える、比較と分解の考え方
② 打ち手を立て、選ぶ
・仮説思考で、検証する順番を決める
・効果と実行しやすさで打ち手を評価し、優先順位をつける
・実行計画と、うまくいったかを測る指標(KPI)の決め方
・打ち手が外れたときに、どこへ戻ればよいか
③ 演習:課題 → 原因 → 打ち手を1枚にまとめる
・第1回の分解結果から原因の仮説を立て、確かめ方を決める
・打ち手を提案の形に整え、共有・質疑を行う
・持ち帰って明日から動かすための、最初の一手を決める
セミナー基本構成
※開催回ごとに多少構成が変わることがあります。
お持ち物と注意事項
考えを書き出しながら進めるワークがあります。手を動かせるものをご用意ください。
2.PCでのご参加(推奨)
ワークシートの記入や画面共有をスムーズに行うため、パソコンからのご参加を推奨いたします。
3.ご自身の職場の課題(任意)
いま実際に取り組んでいる課題をお持ちいただくと、演習の成果をそのまま業務に持ち帰れます。差し支えのない範囲でご用意ください。特にない場合は、こちらで用意したケースを使って演習いただけます。
料金
Webフォーム申込:税抜 17,200円(税込 18,920円)
通常申込:税抜 36,400円(税込 40,040円)
※Webフォーム申込価格は、当サイトの申込フォームからお申し込みいただく場合に適用されます。
・お支払い方法はお申込み後にメールにてご案内致します。
セミナー監修
堀口 智之(ほりぐち ともゆき)
和から株式会社 代表取締役/「大人のための数学教室 和®」創業者
大人の数トレ教室 代表/キッズデータラボ 代表
2010年、自己資金10万円で「大人のための数学教室 和®」を創業。現在は累計受講者30,000人超の教育事業へと成長させる。2016年には日本最大級の数学イベント「ロマンティック数学ナイト」を企画・創設し、同年「大人の数トレ教室」を立ち上げ、数字に苦手意識のある層の“学び直し”を体系化した。
2024年からは、ChatGPT・Claude・Gemini・Gemini Notebookなどを活用した生成AIの実践研修を本格化。経営者・管理職に向けて「AI時代の意思決定力」「データ解釈力」「生成AIリスクマネジメント」などをテーマに、クリティカルシンキングと生成AIを掛け合わせた「AIに騙されない・AIを使いこなす」判断力の育成をライフワークとする。
大学・学校・企業での講演/授業、メディア出演も多数。
日本テレビ「月曜から夜ふかし」をはじめメディア出演実績多数。著書に『「データセンス」の磨き方』(ベレ出版)、『「数字がこわい」がなくなる本』(ダイヤモンド社)など。
担当講師
※日程により一部講師が変わる事があります。
会場とスケジュール
第1クール
オンライン教室第1回 2026年10月11日(日) 15:00~16:30
第2回 2026年10月18日(日) 15:00~16:30



