60歳から始める数学――定年後に見つけた“学び”という贅沢
公開日
2025年8月3日
更新日
2025年11月5日
こんにちは、和からの岡本です。今回は「60歳から始める数学」と題して、和から株式会社で実施している個別授業に実際に参加されている60代の受講者の方の声を交えながら、大人の学びとしての数学の魅力をご紹介します。
「学生の頃は数学が好きだった。でも、進路も仕事も文系。気づけば何十年も数学から離れていた――」
そんな受講者の方が、ふとしたきっかけで数学に立ち返ったと語ってくださいました。子どもたちとの会話の中で話題にのぼる学校の勉強。とくに数学の話になると、なぜか懐かしさや、もう一度学びたいという“憧れ”のようなものが湧いてきたのだそうです。
「でも独学では限界がある。昔のように教科書を開いても、どこからどう手をつけていいかすら分からない」
そんな思いから、和からのマンツーマン指導に申し込んでいただきました。
この記事の主な内容
年齢は関係ない。いまだからこそ楽しめる数学
個別授業では、中学・高校の数学を丁寧に学び直すところからスタートします。計算のルールや関数のグラフ、三角比や指数対数、確率や統計など。最初は忘れてしまっていた知識も、講師との会話のなかで少しずつ思い出し、「ああ、こういうの好きだったな」と笑顔を見せてくださる方も少なくありません。
数学の面白さは、論理が美しく積み上がっていくこと。そして、わかったときの爽快感。
「学生のときは“とにかく点数を取る”ことに必死だった。でも今は、ただ“わかるって楽しい”という純粋な気持ちで学べるんです」
これは実際の60代の受講者の方の言葉です。
「数式の意味が理解できたとき、“ああ、こういうことだったのか!”と身体の奥からじんわり嬉しくなったんです。そんな感覚、ずっと忘れていました」
年齢を重ねたからこそ、時間を贅沢に使えるようになった。焦らず、自分のペースで、対話をしながら学ぶ──これは、学校の授業では得られなかった、まさに“人生の中で一番豊かな学び”です。
個別指導だからこそ、どこまでも深く、自由に
和からの個別授業では、徹底したカリキュラムに基づきながらも、個人の目的やペースに合わせて授業内容を柔軟に組み立てていきます。
たとえば、以下のようなパターンがあります:
- 昔学んだ内容を思い出しながら、中学・高校数学を系統立てて復習
- 新聞やニュースに出てくる統計の基礎を理解するため、数理統計を1から学習
- 趣味として、大学入試問題や数学検定のハイレベル問題に挑戦
実際に、「統計の考え方を知っておくことは、社会生活の中でも武器になる。だからこそ、この機会にちゃんと勉強したい」とおっしゃって受講を始められた方もいらっしゃいます。
マンツーマン授業の強みは、どんな基礎的な質問でも気兼ねなくできること。そして、講師がその人の理解に合わせて、ぴったりの教材・ペース・課題を設計してくれること。
学校のような「一斉授業」ではなく、自分だけの「知の旅路」を歩んでいく──それが個別授業の最大の魅力です。

学ぶことで広がる世界、深まる人生
学び直しというと、「何かをやり直す」「遅れを取り戻す」といった響きもあるかもしれません。でも、60歳からの数学は、そうした“義務”ではなく、“喜び”に満ちたものです。
受講された方のなかには、数学を学ぶことが日々の楽しみになり、毎回の授業を心待ちにされている方もいます。
「先生、今日もノートにいっぱい質問を書いてきましたよ」
「この問題、夜中にずっと考えてたんです」
そんな言葉をいただけるたびに、私たちも嬉しくなります。
「もう年だから」ではなく、「今だからこそ楽しめる学び」。
それが数学には、確かにあるのです。
まずは、あなたの“憧れ”から始めてみませんか?
和から株式会社では、定年後の方や60歳以上の受講者の方にも、多くご参加いただいています。
数学の基礎からじっくり始めたい方、統計や検定問題にチャレンジしたい方、趣味として論理的思考を楽しみたい方──どなたでも大歓迎です。
最初の一歩は、ほんの小さな好奇心でかまいません。「昔好きだったあの公式、今ならわかるかもしれない」「あのときできなかった問題に、もう一度挑戦したい」そんな気持ちが、きっと新しい扉を開いてくれます。
あなたの“知りたい”を、一緒に叶えましょう。
個別授業をご希望の方は、一度無料相談をお申込み下さい。
和からの個別授業に関する下記の記事では、お申込みからご受講いただくまでの流れをまとめています。
〈文 / 岡本健太郎〉




