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GMATテストとは?GMAT数学の内容と対策方法

公開日

2023年7月13日

更新日

2024年8月4日

前回ご紹介したGREテスト(GREテストの記事はコチラ)同様に、和からにはGMAT対策でご受講を希望される方が多くいらっしゃいます。
そこで今回は、GMATテストとは何か?GMAT数学についてまとめてみましたのでぜひご覧ください。

GMATテストとは、Graduate Management Admission Testの略で、ビジネススクールで学ぶために必要なスキルを測るテストです。
GREとGMATの大きな違いは、GMATはビジネススクール専門の入学試験であるのに対し、GREはほとんどの大学院プログラム(ビジネススクールや法科大学院を含む)で使用されています。
一般的に、MBAを目指す方はGREかGMATどちらかのスコア提出をMBA受入先から求められると考えておいてください。

GMAT試験では、分析的思考力、言語能力、数学的能力が測定されますが、
数学範囲は、GMATの定量的推論セクション(Quantitative Reasoning)と呼ばれています。
数学が苦手な方にとっては、定量的推論セクション(Quantitative Reasoning)の対策に多くの時間を掛ける必要があり、その理由としては、大きく3つの問題があります。

1.《GMAT数学範囲 定量的推論セクション(Quantitative Reasoning)とは》

GRE数学は日本で学んだ数学により近い内容ですが、GMATの定量的推論セクション(Quantitative Reasoning)とは、数字、グラフ、表、文章に示されたデータを解釈、推論して、正しい選択をおこなう問題が出題されます。
また、GREはすべての問題で電卓の使用が可能ですが、GMAT数学範囲では使用できません。
GMAT数学範囲は大きく2つに分かれています。

(1)算術(Arithmetic): 整数の性質と種類(算術演算、指数と根、因数分解、素数、剰余、奇数と偶数)
(2)代数(Algebra): 指数演算、代数式の因数分解と簡略化、関係・関数・方程式・不等式など
※日本の学校教育における数学範囲としては、高校1年生レベル相当までが主になります。
※GREとGMATの数学レベルでは、GMATの方が難しいという方が多いと言われていますが、ご自身で一度確認することをお薦めしています。和からでは無料個別カウンセリング時にご相談を承っています。

2.《日本人が陥りやすい3つの罠》

(1)英文の理解

問題には、文章題が多く含まれています。  
英語が母国語でない私たち日本人にとっては、難しい英文から必要な情報を取り出し、素早く判断することが難しいという声を受講者の方から、よくお聞きします。

(2)GMATの問題形式:解答形式もGREとは異なります。

①データ分析(Data Sufficiency):2つの文から与えられる情報だけで問題を解決することができるかどうかを判断する問題です。

②問題解決(Problem Solving):一般的な選択式問題です。5つの選択肢から正しいものを1つ選びます。

(3)時間管理

GMAT定量的推論セクション(Quantitative Reasoning)は、31問を62分以内で完了する必要があります。
問題を解くスピードが遅い場合や、難しい問題に時間を掛け過ぎると時間切れになってしまう可能性があり、本番の時間管理に必要な準備をしていきましょう。

3.《GMAT数学の対策方法》

対策として、まず英語で基礎知識を確認しましょう。基礎知識についてはGREもGMATもスタートは同じです。 GMATでは単純な計算問題として解ける問題は、ほぼ無いです。
算数レベルの知識から英語で読み解くことを始め、発展・応用問題を素早く理解するスキルが必要となります。
「計算問題は出来るけど、文章題は苦手」という方こそ、日本語・英語両方で基礎から確実に歩みを進めることをオススメします。
和からでは、英語や数学が苦手でGMATテストの数学対策に困っている方を対象に、英語と算数の基礎から応用問題まで丁寧に指導しています。
無料の個別カウンセリングも実施しておりますので、お気軽にお申し込みください。


単問チェックで中学入試基礎固め/数 東京出版編集部(著) 東京出版

(文/西原)

「和からの個別指導」では、どんなに苦手な方でも自分のペースで学ぶことができます。
算数から苦手意識を克服したい方など、ご興味があれば一度無料カウンセリングでご相談ください!

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