マスログ

2021/04/15

ミニ四駆で学ぶ-情報収集超入門⑧‐より安定した走行を検証する‐

ブレーキの導入で、コースアウトの改善が進んだ前回でしたが、今回はより安定した走行になる検証したいと思います。

ミニ四駆で学ぶ-情報収集超入門⑦-方向性の確認と効果の再考

そこで、ふと思ったのは、今のタイヤは前輪がバレルタイヤを使っていましたが、ローハイトやスポンジタイヤの方が安定するかもしれない・・・といったことです。
その他、コースアウトの原因箇所である立体交差の部分で車体が跳ねてカバーに当たっていたので、前方の高さを上げて、早めにカバーにぶつければ車体のジャンプが低くなり安定するのではないか・・・とか、いろいろと気になってきました。
それらを検証してみました。

1.タイヤ種類を変えて検証する。

かんたんに行える検証から進めるため、まずはタイヤ種類を変更です。また、検証するモーターも明らかにタイムが遅いものは省き、下記4つを試します。


・ハイパーダッシュ3モーター 15477



・パワーダッシュモーター 15317



・スプリントダッシュモーター 15318



・ウルトラダッシュモーター 15307


タイヤは安定しそうなものをチョイスして、下記の6種類を試してみようと思います。


・No.364 大径ソフトスリックタイヤセット(クリヤー)



・大径ローハイトタイヤ&6本スポークホイール 15511



・スーパーハード 大径ローハイトタイヤ ブラック 95374



・ローフリクション 大径スリックタイヤ (4本 マルーン) 95542



・オフセットトレッドタイヤ 15376



・低反発 スポンジタイヤ 大径ナローホイール用 15507


このように決めて測定を開始したものの・・・すぐに問題発生です。
パワーダッシュ3モーターから検証を始めたのですが、
・ローハイトタイヤ(素材:ソフト)
・ローハイトタイヤ(素材:ノーマル)
・オフセットトレッドタイヤ(素材:ノーマル)
この3点のタイヤは走行して2周くらいでタイヤが外れてどこかに行ってしまい車体はコースアウト・・・。

・ローハイトタイヤ(素材:スパーハード)
・スリックタイヤ(素材:ローフリクション)
・スポンジタイヤ
この3点、タイヤは外れなかったもののコースアウト。

しかも、車体を確認したところ、前方のブレーキが内側に曲がっており、後方のローラーを支えているネジも曲がってしまっていました。
つまり、ブレーキやネジにかなりの負荷がかかっているため、今の仕様では安定して長くコースを走らせることができないことが発覚です。
これではいくら早くても、ちょっと良い改造とはいえなそうですね。

2.再度、立体交差を分析する

ブレーキに負荷がかかっている箇所はスロープ(坂)部分なのは間違いない(ミニ四駆を手で走らせてみると、ブレーキがこすれる部分が坂の箇所)のですが、上り(①の部分)でブレーキをかけるより、車体が着地する下り(②の部分)で負荷がかかっていることが予想されます。

そこでまたまた考えてみたのですが、着地の負荷がかかるのは高くジャンプしているからで、なるべく低くジャンプさせるにはどのようにしたら良いか・・・と。
重りを付けるのも手段の1つですが、なるべくまだ重りは使わず試したい。
そうすると、車体前方の高さを上げて立体交差のカバーに早く当ててしまい、後方の高さを前方より少し低くする。
そうすることで後方もカバーに当たると前傾になって早く車体が落ちるかなぁ~と思ったわけです。

また、一般論として車体が跳ねるときには、前輪が先に離れて、後輪が後に飛ぶことになります。
そこで、後輪をグリップ力がないタイヤにした方がジャンプは低くなると言われています。

・・・といろいろと考えていたら頭が痛くなってきたので、
・主要4つのモーターを使う
・見栄えも考慮して後輪に太いタイプの大径ワンウェイホイール
・タイヤは4つとも、スリックタイヤのローフリクション
・前方を可能な限り高く
これを実行してみました。
(ビジネスでも考えすぎると進まないので、ある程度の方向性を出して試してみることがままあります)

その結果はコースアウトせず、スーパーダッシュモーターも測定できました!

ただ、減速からの立ち上がりに不安があるためか、スプリントダッシュやウルトラダッシュがいまいちタイムが伸びませんでしたが・・・。
ただし、早かった前回と遜色ないタイムで、今回の方が相当に安定していました。10周以上走らせていても問題なく、ブレーキなどへの負荷も前回より明らかに少なそうでした。

また、仮説としていた車体前方が高い方がカバーに当たってジャンプが低くなることも動画で確認して正しいこともわかりました。(下記にポイント部分を画像で表示)

3.そういえばギア比

ここで、ある程度の早く安定した設定ができたので、改めてギア比が気になったため確認してみました。
(ギア比について詳細は下記を参照ください)

ミニ四駆で学ぶ-情報収集超入門②-

一番早かったパワーダッシュモーターで下記を検証しました。
・ギア比4.2:1(標準)
・ギア比3.5:1
・ギア比3.7:1
・ギア比4:1

結論!!!
どれも標準の「ギア比4.2:1」より0.1秒/周以上遅かったです。
今回、ブレーキで減速させている点と、ジャンプでカバーにぶつけて減速する点を考えると、パワー系が高い方がよかったのかもしれません。手元にないのが悔やまれますが、「ギア比5:1」も購入していつか、試したところです。

4.今回のまとめ

さて、今回は安定性を考えて改造した経過を記載しました。
マシンはこんな感じになっています。


前回までは過去の検証の結果から後輪のタイヤを小径にしていましたが、パワーのあるモーターの場合は、全体のバランスが取れれば良いため変えてみました。
コースアウトしないことに注力しつつ、見た目を意識した結果です。
ただ、この仕様、前方が高くしてある点が、あまりかっこよくないなぁ~と個人的には思っています。
しかも、この仕様は立体交差やジャンプ台にカバーがあれば良いのですが、カバーが無かったらダメなんですよね。

次回は前方をもう少し低くして、見た目を意識して改善できるのかを考えたいと思います。

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<文/綱島佑介>