【高IQ集団!?】メンサの試験を受けてきました。
公開日
2025年11月2日
更新日
2025年10月29日
みなさんこんにちは!和からの数学講師の岡本です。今回は、私が個人的に挑戦してみた「メンサ(MENSA)」の入会テストについて、その体験談をレポートします!
この記事の主な内容
岡本、メンサの試験を受ける。
みなさんは、「メンサ」をご存じですか?
ウェブにも情報が載っていますが、メンサとは、全人口の上位2%に入る高い知能指数(IQ)を持つ人々から構成される、国際的な非営利団体です。入会するには、団体が認めるテストで、IQが統計的に全人口の上位2%(標準偏差によって130や148など基準値は変わります)に入る必要があります。また、受験には生涯に3回までしか受けられない、再受験は1年以上間をあける必要がある、といった条件があります。
ジャパンメンサ公式HP
https://www.mensa.jp/
実は、私の知り合いにメンサの会員がいたので、以前から気になっていたということもあり、実際に入会テストを受けてみました。その結果は…
結論を言うと合格で、無事にメンサ会員になれました!
さて、メンサの情報(試験の内容や会場、会員ページで知り得た情報など)は基本的にWebやSNS、公の場での公開は禁止されていますので、詳細はお伝えできないですが、私がメンサを受けて合格するに至るまでの感想(?)みたいなものを簡単にまとめてみようと思います。
1.最初の関門は「受験申込の難易度」
個人的な“最難関”だと思ったのが、実は「試験の申込」です笑。これは一般にWebで公開されていますが、不定期に試験日程が更新されます。しかも関西や関東などの人口が集中している都心部においては、即満席になります。つまり、1日気付くのが遅れたら満席でアウト。気付いても日程が合わなかったらアウト。次の更新が1か月先か、2か月先かわからないので、いつ受けられるかなど不確定要素が多いのです。漫画「ハンター×ハンター」のハンター試験みたいです。
実際に私も「受けよう!」と思ってから、半年以上経ってようやく申し込めました。受験を検討されている方は、こまめなチェックをおすすめします!
2.試験は時間がシビア!うっかりミスは許されない
試験自体は簡単なものからやや難解なものまで様々ですが、とにかく試験時間が短くシビアです。簡単な問題は1問5秒ぐらいでさばいていかないと厳しいかもしれません。
また、噂では、間違いは1,2問までと言われており、うっかりミスは許されません!</p>
さらに、生涯で3回までしか入会テストを受けることができないことや、再受験は1年以上間をあける必要があるため、他の資格試験にはない、独特の緊張感があります。

3.さいごに:IQと数学の深い結びつき
IQは「知能指数」と呼ばれ、生まれつきの才能と環境の両方の影響を受けて決まると言われています。遺伝が約50~60%を占めるとされますが、残りの環境要因も大きく関わるため、後天的な学習や生活習慣、トレーニングによっても高めることが可能だそうです。
今回様々なIQテスト(無料でできるやつ)やメンサの試験を受けてみて、個人的な感想としては、やはりある程度の対策や訓練により、高IQの結果を出すことができるのではないかと実感しました。そして何より、IQテストで測定されるあるいは必要とされるのは、規則性の把握や構造理解、図形処理能力など、非常に数学と深く結びついているなと感じました。
IQ抜きにして、数学の学習は、研究だけでなく、ビジネスや脳トレ、ボケ防止など、様々な場面で重要な役割を果たします。難しい数学でなくても大丈夫です。小学校高学年から中学数学の基本的な内容でも、頭のトレーニングや統計、データを扱う上で非常に役に立ちます!この記事を読まれた皆様もこの機会にぜひ数学の学習を始めてみてはいかがでしょうか!
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<文/ 岡本健太郎>



