文系のためのSPI試験の非言語(数学)対策
公開日
2022年10月25日
更新日
2024年8月4日
この記事の主な内容
SPIとは
SPIとは、企業内や採用試験で用いられることの多い大人の計算力試験です。数値計算だけではなく日常生活で用いるような情報処理・論理・推測を問う問題を出題するのが特徴です。SPIを用いる場面としては、大学生の就職活動・社会人の中途採用、正社員登用、昇格試験などが挙げられます。必要となる場面や企業によってボーダーとなる正答率は異なりますが、点数を達成できず不本意な結果に終わる人も少なくありません。そのため、自分が必要な得点率をリサーチし、達成するために対策を怠らないことが重要です。
SPIに求められる能力
参考に、SPIで出題される問題の分野を確認しましょう。
推論、図表の読み取り、集合、順列・組み合わせ・確率、割合と比率、速度算、損益算、仕事算、代金精算
SPI試験の特徴として、与えられている時間が限られている点と様々な分野の問題の解き方を知る必要がある点が挙げられます。そのため、問題をできる限り速く解く能力と幅広い分野を理解していることが求められます。
SPIにはぺーパーテスト型とテストセンター型があり、それぞれ性質が異なります。ペーパーテスト型は典型的な試験と同様、教室にいる全員が同じ問題を配られます。そのため、制限時間内により多くの問題をより高い正答率で解くことが目標になります。テストセンター型は人それぞれ異なる問題を解くのが特徴です。序盤の正答率に応じて、後半の問題の難易度が上がる場合があり、高難易度の問題ほど得点が高いと言われています。そのため、序盤の問題を確実に正答し、後半に現れる難易度の高い問題に挑戦することが重要です。
SPIの対策方法
前述のように、SPIの得点力を上げるには一問一問を素早く解く練習と異なる分野に対応するための学習が必要です。
SPIには様々な分野が存在しますが、一度試しに本番形式の問題を解き自らの得意分野と苦手分野を把握するのが良いでしょう。そのうえで、SPI試験の得点を上げるためには得意分野で点を確実に取り、苦手分野をなるべく減らすことが必要です。
苦手分野を減らし、得意分野を強化した後は時間内で問題を解ききる訓練を行いましょう。SPI試験は時間が限られた試験なので、普段から解答時間を意識することが重要です。試験本番に焦ってしまったり難しい問題が出てきた場合に備えて、時間内で問題を取捨選択しスピーディーに解く練習をしましょう。
まとめ
SPI試験を受験する中で時には理解していなくても選択肢を選べることがあるかもしれません。しかし、会社側はその分野への理解が業務に必要と考えているためSPI試験を受験者に課しています。そのため、ただ試験を突破すれば良いと考えるのではなく最終的には数学を理解しビジネスに活かすことを目標にすると良いでしょう。
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<文/須藤>