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【数字苦手を克服】数字に強くなるためのタイプ別対処法

公開日

2021年8月18日

更新日

2021年8月18日

あなたはどのタイプ?「数字が苦手」な人4選をご紹介

いつもありがとうございます。堀口です。

「ものすごい数字が苦手なんです。」

そんな相談を受けることが多くある中で、どうしたら数字に強くなれるのかという相談を毎日のように受けています。

同じ”数字が苦手”という方でも、タイプが全く違います。「本当に苦手。」と言える方もいますし、「それは苦手なのかな?」「ちょっと練習すれば一気に得意になる!」という方もいらっしゃいます。

タイプ別診断とその対処法をそれぞれご紹介しますので、あなたはどのタイプか?考えながら、ぜひお楽しみください。

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1.計算が苦手だから数字が苦手

特徴

まずは王道。単に計算が遅いから「数字に苦手意識を持っている」というタイプです。多くの方がここに該当します。とにかく計算に時間がかかってしまい、日常的にそれほど計算を活用できていません。子どものときから筆算はできるにはできるけど、速くはなく、できれば計算から逃げたかったのでは?割引の割合の計算など頭の中でパッと計算をすぐにできなかったり、電卓を使って計算しないと数字で会話ができなかったり。大事な資料作成で「桁」を間違えてしまったりすることも。細かい数字のミスの積み重ねで、数字に対する自信を失っていくタイプでもあります。

対処法

まずは、単純な計算練習を繰り返して計算に慣れることから始めましょう。ある程度速くなれば、あとは概算で十分です。「正確な計算をしなくてはいけない。」という先入観を取ってしまいましょう。一番やってはいけないのは、「桁の間違い」です。だから、概算をとにかく練習をすることで、検算の習慣化をしたり、恥ずかしい計算の間違いをしないことを大きな目標にしましょう。もちろん、電卓やExcelなどのツールの活用も積極的に。ビジネスの中でもKPIなど管理・運用していくポイントを把握することができていれば、数字に強いと感じれるはず。訓練の積み重ねで、十分数字が得意に感じれるタイプです。

2.特定の作業だけ苦手

特徴

小学校のときの算数の授業がとにかく嫌だったタイプです。例えば、筆算が苦手。または、暗記が苦手。九九をほとんど覚えていなかったり。算数自体に興味がわかないなど、特定の作業に苦手意識があったりします。算数の最初からつまづいてしまったため、積み上げ式である小学校高学年からの算数や中学校以降の数学は全般的に苦手意識があったりします。しかし、時に数式になると突然得意になる方が出てくるのもこのタイプの特徴の一つです。自分に合ったやり方なら学べちゃうのです。

対処法

大人になるまでに、仕事の中でお金の計算をしたり、電気代の支払いや家賃の考えなど日常的な数字と触れ合っていくことで、「算数は苦手だけど、算数的な考え方はできる。」という状況に変わるため、少し学べば一気に伸びるが特徴です。実は、大人になって挑戦すれば特に苦を感じることなくできるかも。暗記が苦手なら意味を考えたり、筆算が苦手でも自分に合う計算法を習得すればよいだけです。学校のやり方に合わせて学ぶ必要は一切ありません。学びに対する意欲は比較的高く、吸収力も実はあります。

 

3.隠れ苦手

特徴

このタイプの方は、日常的に全く数字を見ていません。目には入っていても、ほとんど頭には入っていない状況です。数字は苦手だなぁとぼんやり考えていても、その場その場で持ち前のコミュニケーション能力などで回避していたり。お釣りの計算なども、とりあえず1万円札を出したり、1000円札を出せばなんとか生きていけるため、特に計算は活用はしていなけれど、かろうじて、生活はできているタイプです。このタイプに蟻がちなのは銀行残高だけを見ながらのお金の管理。もしくは、完全に家族任せの運用です。その場凌ぎの行動が多いため、合理的に物事をしっかり捉える力、長期的に数字やお金を捉えて活用する力を得るための「計算の習慣化」が必要なタイプです。

対処法

対処法:持ち前の愛嬌で、周りの人が助けてくれることが多いため、まずは、「数字に強くなりたい。」とモチベーションが必要です。実は苦手であることで、多くの人を困らせていたり、多くの決断で損をする選択肢を選んでいることに気づきましょう。「いや、特に自分には数字力はいらない。」そう感じるのであれば、学んでも習得はあまり見込めないでしょう。大人の学びに必要なのは、忙しい中でも学び続けたいと思えるかどうかです。

 

4.数字や計算の機能がほとんどない

特徴

例えばこんな問題。6+7を考えると、30秒くらいはフリーズしてしまう方。他に、6+7=103という式が間違えていることに気づかない。1、2、3・・・と順番に数えていくのも苦手だし、時計を読めなかったり、お金をいくら支払ったらちゃんとレジで会計できるのかわからないレベルです。具体的には、算数障害(LD)かもしれません。(和からでは障害の診断などは行っていません。)先天的に元々とてつもなく苦手という方もいれば、後天的に事故などによる脳の損傷で数字が苦手になってしまうこともあります。

対処法

自学自習で学ぶのもよいですが、よい先生を見つけて頂き、個別指導で学んでいくのがベストでしょう。複数人数のセミナーで学んでいくのは辞めた方がよいです。信頼できない人からのアドバイス(特に会社関係の人)をまともに聞くのも辞めましょう。人からオススメされた書籍を読むのもあまりお勧めしません。あなたのことを心から理解した方からの教育的アドバイスをしっかり受けてください。なぜなら、他の方の苦手レベルと比べて大きく苦手の度合いが異なるからです。焦らず、ゆっくり自分のペースで愉しみながら学ぶことです。学ぶことをとにかく楽しんでください。

 

以上、いかがでしたでしょうか。

少しでも数字苦手を克服できる大人の方が増えますように。

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<文/堀口智之>

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