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【和から株式会社】数字トレーニング体験セミナー

公開日

2024年11月16日

更新日

2025年1月30日

数字が苦手な方でも楽しく学ぶことができる無料の数字トレーニング体験セミナーの様子です。 社会人に必要な計算力や数字力をどのように身に着けていくのかポイントを解説しています。

◎概要・開催日程は▶︎こちら

計算力と数字力を鍛える重要性

「48 × 25」という計算問題を見たとき、みなさんはどのように計算しますか?

多くの方は、学校で習った筆算を思い浮かべるのではないでしょうか。実際に筆算で計算してみると、「1200」という答えが導き出せますね。

ところで、大人になってから筆算を使った経験はありますか?
おそらくほとんどの方が「ない」と答えるでしょう。子どもの頃に一生懸命練習した筆算ですが、実生活ではほとんど出番がありません。では、大人になった私たちは、どうやって計算しているのでしょうか?

多くの場合、電卓を使います。電卓は速くて正確です。しかし、日常生活やビジネスの場面で、常に電卓を持ち歩いている方は少ないのではないでしょうか。たとえば、飲み会でのちょっとした割り勘計算や、利益率を考えるような場面で、電卓を取り出すのは面倒に感じることもありますよね。

では、どうしているのか?
おそらく、多くの方が暗算で計算しているのです。暗算は、頭の中で効率よく数字を処理するスキルで、日常生活でも非常に役立ちます。

暗算の考え方を例に

「48 × 25」という計算を暗算で解くための工夫について考えてみましょう。

たとえば、最初に「48 × 0.25」を計算してみます。この計算は「48の25%」を求めることと同じです。25%とは全体の4分の1を指しますから、計算としては「48 ÷ 4」と同じになります。したがって、答えは「12」ですね。

このように、計算を意味で解釈することで、暗算が楽になります。
では、「48 × 25」を同じように工夫して解いてみましょう。「25」という数値は、「100 ÷ 4」と考えられます。したがって、「48 × 25」を「48 × 100 ÷ 4」と書き換えることができます。まず「48 × 100」を計算すると「4800」、それを4で割ると「1200」となります。

このように、計算を分解し、暗算でも処理しやすい形に変えることができるのです。

数字力とは何か?

計算力が暗算や電卓を使って正確に計算する力であるのに対し、数字力とは、計算結果を意味で解釈し、活用する力を指します。たとえば、以下のような問題を考えてみましょう。

◾️日本の予算規模を想像する
日本の一般会計における予算規模はどのくらいでしょうか?
多くの方は「大きな数字だろう」ということは分かっていても、具体的な金額を即答するのは難しいかもしれません。ヒントとして、「国民一人あたり10万円を配布した場合」という例を考えましょう。

10万円を1億人に配布すると、必要な金額は「10万円 × 1億人」で計算できます。万と億を掛け合わせると兆になりますから、この場合の総額は「10兆円」です。この計算を通じて、10兆円がどれほどの規模なのかを具体的にイメージすることができます。

さらに、日本の予算規模が仮に10兆円だった場合、他の支出に回す余裕はほとんどなくなってしまいます。しかし、もし予算規模が1000兆円であれば、10兆円はそのたったの1%に過ぎません。このように、数字の意味を解釈し、相対的に比較することで、数字の規模感を理解する力を鍛えることができます。

ビジネスで生きる計算力と数字力

2019年に生まれた子どもの数や、日本の年間予算規模といった大きな数字は、日常生活の中では馴染みが薄いかもしれません。しかし、これらの数字をイメージし、他の数値と比較したり解釈したりする力は、ビジネスや日常生活で大いに役立ちます。

計算力と数字力を鍛えるためには、日常の計算問題を工夫しながら解いてみることが大切です。計算を「意味で捉える力」を身につけることで、日々の生活や仕事の中で数字を使いこなす力が自然と高まります。

数字トレーニング体験セミナーでは、このような計算力や数字力を鍛えるための入り口となる内容をお伝えしています。計算を効率よく、楽しく身につけたい方は、ぜひトレーニングを体験してみてください!

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