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2桁の暗算を一瞬で計算するコツ「データセンス超入門セミナー」講義風景その2

公開日

2024年10月27日

更新日

2025年1月15日

堀口先生による「データセンス超入門セミナー」(現:「数字トレーニング体験セミナー」)

このセミナーでは、計算力の基礎を楽しく効率的に学ぶことができ、日常やビジネスの現場で即役立つスキルを身に付けることが可能です。
数字が苦手な方から、データ分析に興味がある方まで、幅広い層におすすめの内容となっています。

今回は、2桁の掛け算を一瞬で計算する方法の一部をご紹介します。
ここで紹介する方法以外にも、さまざまな計算テクニックが存在しますが、今回ご紹介する方法は以下の理由から特に優れた特徴を持っています:

他の掛け算にも応用しやすい
この方法を習得すれば、同様の原理でほかの計算にも対応できるため、柔軟性が高い点が魅力です。

因数分解の知識が不要
複雑な数学的理論を覚える必要がなく、シンプルで覚えやすいため、数字に苦手意識がある方でも安心して取り組めます。
そのため、特に社会人の方を中心に、高い評価をいただいている方法です。

今回取り上げるテーマは「18×22の掛け算を暗算で計算する方法」です。
この方法は、2桁×2桁の掛け算をより簡単に、しかもスピーディーに計算するための工夫を取り入れたものです。

計算手順の例

18を半分にして「9」にします。
→ 数値を分解・変形することで、より扱いやすい形にします。

22を2倍にして「44」にします。
→ 一方の数値を増やし、計算を簡略化します。

結果として「9×44」という2桁×1桁の掛け算に変形されます。
→ 計算が簡単になり、暗算が可能になります。

ここから暗算を行います:
9×44は、9×4=36を2回計算するだけです。
36+360(桁を1つ上げた値)=396

答えは「396」となります。このように少しの工夫で、計算を大幅に簡略化することができます。

計算力がもたらす実務でのメリット

計算力を磨くことは、仕事や日常生活で多くのメリットをもたらします。たとえば、次のような場面で役立ちます:

売上やコスト計算の迅速化

「1800円の商品が22個売れた場合、いくらになるか?」といった計算を即座に行えることで、効率的に業務を進めることができます。

会話や意思決定のスムーズ化

データを基にした意見や判断が必要な場面でも、即時に数字を扱えることは、説得力や信頼性を高めます。

日常生活での応用

買い物の際の合計金額の概算や、家計管理の計算など、数字を使う機会は日常的に多く存在します。計算力が身についていれば、これらの場面でもストレスなく対応できます。
数字や計算への苦手意識を克服するためには、日々こうした簡単な計算方法を実践し、数字に触れる機会を増やすことが大切です。

大人の数トレ教室 WEBサイト
数字トレーニング体験セミナー(随時開催)

データセンスの磨き方 堀口智之(著) ベレ出版

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