マスログ

2021/04/21

情報収集超入門-ミニ四駆で学ぶ⑨-皿ビス加工をやってみた-

前回は立体交差のカバーを活用するため、フロント部分の高さを出してジャンプを低く抑える方法でコースアウトを防ぎ安定した走行ができるよう対応しました。

ミニ四駆で学ぶ-情報収集超入門⑧‐より安定した走行を検証する‐

しかし、改めて眺めると「あまりかっこよくないなぁ~」と思ったため、そろそろ見た目も重視していきたいと考えました。
まず、安定してタイムが取れる最速「2.32秒」ができたため、ここを目安に見た目重視ができたら良いのではないかと思いました。

前回画像を掲載しましたが今の仕様は前が高く、後ろが低いためあまり素敵ではない。そこで、前を低くしたいものの、そうするとジャンプが高くなってしまう。今の仕様だとカバーの無いコースでジャンプした場合も対応が難しいし、やはり見た目だけでなくカバーに当ててジャンプを低くする方法からは脱却したい。
そこで、改めて走行させているコースを観察してみることにしました。
(※何かに煮詰まったときは観察したり、振り返りをしたりすると良いかも?)

1.走行したコースを観察する

ここで、改めてコースを観察してみました。そうすると、一定の箇所に画像のような「キズ」が付いています。(カーブの外周箇所)

不思議なことにストレートにはついていません。

※気持ち薄くキズっぽいものが見えなくもない?

カバーは当然ながらキズだらけです。しかも擦った感じもあるので、カバーにぶつかり、そのまま当たり続けていると思われます。
※ジャンプし続けているため、着地地点が悪いとコースアウトする可能性あり。

カーブのキズについては確認してみると、ブレーキを取り付けているネジが犯人だと思われます。

しかも、キズはコースの外側にくっきりついていることを考えると遠心力で車体が外側に傾いていると考えられます。
今回の車体はブレーキを付けて車高がネジの頭までで0.5mmで、普通に走らせている場合はコースに擦りません。つまり、遠心力で外側に傾いてネジの頭が擦ったと考えられ、カーブの際にもブレーキが多少効いていた可能性もあります。
何はともあれ、コースにキズが付くのは困るのと、ネジでブレーキをかけるのは本意ではないので、「皿ビス加工」をしてみることにしました。

2.皿ビス加工をしてみる

皿ビス加工」とは、ネジの頭が下記の画像のような状態を、皿ビスを使い飛び出なくする加工の事です。

・通常のネジを使っている場合

※ネジの頭が補強プレートからはみ出ている。


ステンレス皿ビスセット (6・8・15mm) 15527



ステンレス皿ビスセット 10.12.20.25.30mm 15510


皿ビス加工をする最大のメリットはネジの頭がフラットになり、飛び出ないことです。今回で言うと、コースにキズを付けるのを防ぐことができます。

市販のドリルなどで手動加工しても良いのですが、なかなかに大変で手が痛くなるので、ここは工具の力で楽をしましょう!!今回、私が用意したのは下記の2つです。


充電式ミニルーター ビットセット HR-ST



2mm 皿ビス穴加工ビット 電動リューター用 プラモデル用工具 74130


※皿ビス加工の動画

1度、手動で行ったのですが手が痛くて、マシン背面を全て加工するのは心が折れました。しかし、工具って素晴らしい!!!超かんたんです。
また、皿ビス加工を行って、後方のブレーキ高さを測定したところ、5mm程度の高さがあったため、少し手を入れて、スポンジも付け、車高1mmくらいまで下げました。

これで、出来上がったのがこちら!

ネジ頭がフラットでとても見栄えがいいです!

3.再度、測定してみる

さて、前回の検証と同じ仕様で「皿ビス加工」をした状態の「ハイパーダッシュ3」モーターで測定してみました。
その結果は、10周平均で2.30秒/周でした。つまり、前回のタイムより、0.02秒/周速いことになります。やはり、ネジの頭がコースに擦っていたからなのかなぁ・・・。
しかも、走行もさらに安定感が増したような気がしました。コースを走らせてる時の音が、前回よりも静かでスムーズだったような?残念ながら音は収録していなかったので比較できませんでしたが・・・。
それにつけても、皿ビス加工、恐るべし!!

4.今回のまとめ

さて、今回は車体背面にあるネジの頭をフラットにする「皿ビス加工」について実施しました。やはり、どんなに良いタイムが出ても、コースにキズを付けてはいけないですよね。
皿ビス加工をせずに、厚めのスポンジをうまく使って回避する方法もありましたが、どうせスポンジを付けるなら前方のブレーキ全体に張りたいですし、結果としてタイムも若干(誤差の範囲かもしれませんが)速くなったし、皿ビス加工は必須でした。

次回は、いよいよフロントの高さを落とし「重り」を使って「見栄え」を重視した内容にしたいと思います。

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<文/綱島佑介>