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【和から株式会社】Excelアート超入門

公開日

2024年12月21日

更新日

2025年4月18日

和から株式会社主催「Excelアート超入門」講義抜粋です。
Excelと数学を組み合わせた不思議な世界を体験できるこの講義は、実際のExcelアート作成の実践例を通じて、学校ではなかなか教わることのない数学の楽しみ方を提供しています。


動画でもご覧いただけます。

Excelアート超入門の概要

このセミナーでは、Excelと数学の魅力がぎゅっと詰まったアートの世界へと誘う内容となっています。一般的にデータ管理ツールとして知られるExcelですが、この講義ではその機能を芸術的な表現に生かすことで、新たな視点での楽しさを体感していただきます。

この講座では、設定した法則に基づく美しいパターンやフラクタル図形の描き方を学び、Excelの枠を超えて創造性を刺激します。

コンピュータアートとは何か

コンピュータアートとは、コンピュータを主要なツールとして製作される作品を指します。デジタル技術を駆使して生まれるこのアートのジャンルは、日々進化するコンピュータ技術の発展によって新しい表現方法が次々と開発されています。

このようにコンピュータを表現方法の核に置いている点が、コンピュータアートの特徴であり、魅力でもあります。個々のツールで表現するディテールから全体の構図まで、無限の可能性を秘めています。

シュタイナー教育と糸掛け曼荼羅

ストリングアートは、美しい模様を描くためのアート手法で、特に「糸掛け曼荼羅」として知られています。この技法は教育学者であるルドルフ・シュタイナーによって開発され、複雑な幾何学模様を表現します。

シュタイナー教育では、数学と芸術のバランスを重視しており、円形の基盤に等間隔に点を配置し、糸を掛けていくことで視覚的に美しい曼荼羅を作り出します。

EXCELで広がるストリングアートの世界

Excelを使ってストリングアートをより手軽に表現することが可能です。点をプロットし、線を結ぶことで糸掛けの効果を生み出します。その点と線の配置を数値で管理することで、複雑なデザインも簡単に作成できるのが、Excelの強みです。

手作業では難しい設計も、Excelを活用すれば、より拡張されたアートの世界を楽しむことができます。

数学とアートの融合—Excelで描くフラクタル図形

フラクタル図形は一見難解に感じるかもしれませんが、Excelを用いることでその描写が非常に身近なものになります。

たとえば、シェルピンスキーのガスケットやドラゴン曲線など、数学的には複雑であるこれらの図形も、関数やセルを駆使すれば再現可能です。特に視覚的に色づけできるカラースケールを活用すると、フラクタルの美しさはより一層引き立ちます。

Excelは、単なる統計的ツールを超え、アートとの素晴らしい融合を体現する道具となります。

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