顧客アンケートを活用して満足度アップ!因子分析によるアンケート分析講座
公開日
2023年12月6日
更新日
2024年7月6日
顧客サービス向上のためにアンケートを活用
顧客から収集したアンケートから現状を把握し、ニーズを発見することは、提供するサービスの改善・向上を行う上で非常に重要です。
では、例えば次のようなサービスの満足度に関するアンケート結果があった場合、どのように分析したらよいでしょうか?表示の都合上一部の項目を省略しており、満足度に関連すると考えられる項目が全部で数十項目にわたるものとします。
こういったデータから「どうすれば顧客の満足度を上げることができるか?」「顧客のニーズはどこにあるのか?」などを読み取りたいところですが、いざ手を付け始めると、どこから分析すればよいのか、またどのような分析手法が適切なのか分からないという方も多いのではないでしょうか。
ここで因子分析と呼ばれる分析手法を使うと、上記のデータを次のようにまとめることができます。
この分析結果から、「通いやすさ」や「設備のよさ」などは満足度の高さにあまり影響していない一方で、「接客」や「イベント」といった項目は満足度の低い要因になっていると考えられます。また、満足度によらず「案内」が低くなっており、こちらは全体の課題になっていると考えられます。
因子分析とは、このように項目数の大きいアンケート結果をいくつかの少項目(因子)にまとめることで、全体を把握するのに適した分析手法です。因子分析を理解して実務に活用することで、項目数が多く一通り集計するだけでも手間のかかるデータの全体像を素早く把握して、サービスの改善や向上に活用するための示唆を得ることができます。
本講座では、因子分析の基本的な考え方について学び、Rで実践を行います。Rとはプログラミング言語の一種です。初心者の方はプログラミングと聞くと難しそうと思われるかもしれませんが、ご安心ください。基本的にはコードをコピペで動かしていくことになりますので、Rを触ったことがない方でも問題なく分析をすることができます。
アンケートデータをどのように活用していけば良いか分からないという方、あるいはアンケート分析の引き出しを増やしたいと思っている方はぜひご参加ください。
※今後の開催日程については、順次公開いたします。詳細はお問い合わせください。
受講対象
・因子分析を学んで活用したい方
→マーケティングにかかわる方で、業務に活用したい方
・ビッグデータの分析方法を学びたい方
・プログラミング初学者で、R言語によるデータ分析に興味がある方
セミナー内容
・因子分析の概要
・因子分析結果の評価方法(因子負荷量、因子得点)
・因子得点を用いた可視化
・アンケートデータ分析への活用
・R言語による実践
※質問内容やディスカッション内容により、上記内容は変更となることがあります。
セミナー基本構成
※開催回ごとに多少構成が変わることがあります。
お持ち物と注意事項
※R言語による演習をRStudio Cloudで行うため、インターネットに接続できれば問題ございません。R言語の事前のインストール等はご不要です。
料金
・お支払い方法はお申込み後にメールにてご案内致します。
・会社名義や旧姓など、振り込み名が本人名義でない場合は事前にご一報下さい
・オンライン回に関しましては開催2日前までに振込確認が取れない場合、会場URLをお送りできませんので特にご注意下さい
定員
特定商取引法に基づく表示
セミナー監修
岡崎 凌(おかざき りょう)
<講師略歴>
「大人のための数学教室・統計教室」経営企画室室長
大阪大学基礎工学部修士。
人工知能(AI)の画像認識モデルを構築。
初学者向けの統計学や、機械学習や人工知能を含む高度な分析手法まで幅広く対応。
データ分析の目的やニーズに合わせてExcel、R言語やPython言語を含むプログラミング言語、BIツールなどソフトウェアを活用する講座を開発し、法人向け研修やセミナーを行う。
分析のコンサルティングも行っており、大手アパレルメーカーの売上分析などを手がける。
<<研修・外部提供講座>>
・澤田経営道場 統計学講師
・株式会社オンラインスクール「誰でも簡単!ビジネス統計学講座」
・株式会社TAC「統計検定® 2級 試験対策講座」
・スポーツ系専門学校 データアナリスト講師
・データ分析コンサルティング(製造、アパレル、美容、医療関連企業等)
他、年間約30社にて法人向け研修を実施。
担当講師
※日程により一部講師が変わる事があります。
会場とスケジュール
次回開催予定は未定ですが、内容を個別指導にて対応可能です
オンライン教室個別指導をご希望の方はフォームより無料相談をお申し込みください。
※メッセージ欄に【因子分析によるアンケート分析希望】とご記載いただくとスムーズです。