ビジネスのためのExcel統計分析基礎-客観的な意思決定を行う手法を学ぶ-
公開日
2023年8月30日
更新日
2024年10月1日
使える統計学を効率良く学ぶ
ビックデータ時代を迎え、今までのように勘や経験ではなく、確固たるデータに基づき意思決定を行う能力はビジネスマンにとって身につけるべきスキルであり、「統計」、「データ分析」は必要不可欠な知識と言わざるを得ません。 しかし、独学で統計学やデータ分析法を勉強するのは敷居が高いと感じられないでしょうか。統計学で使われる特殊な用語、独特な考え方は誰にとっても難解であり、理系学生ですら匙を投げてしまう方もいます。
本セミナーは、「数学が苦手だけど統計に興味がある」、「統計、データ分析の概要を習得したい」、「統計、データ分析を実務で活用したい」という方を対象に、短期間で統計学の基礎とデータ分析の活用方法を習得できる構成となっています。数式がまったくわからない方、統計学を0から学びたい方でも安心してご受講いただけます。
ビジネスで統計的判断が求められるシーン
ビジネスシーンで統計的な判断が求められるシーンとはどういった場面でしょうか?それは誤差を伴うようなデータの読み取るといった場面です。
例えば以下のようなアンケート調査を考えてみましょう。ある企業は新商品開発のための需要調査のアンケートを行いました。新商品を欲しいと感じる方が40%を超えていれば商品開発に踏み切ってもよいと考えていますが、アンケートの結果42%の人が欲しいと答えました。この企業は商品開発に踏み切るべきでしょうか?
ここで得られた42%という数字はあくまでもアンケートに答えていただいた一部分の人たちの結果であり、商品のターゲットとなるすべての人のデータではありません。つまり、この結果は本来40%も欲しいと答える人はいないのに、偶然の上振れ誤差によって42%という数字が出ているだけかもしれないのです。またその誤差の大きさも何人にデータを取ったのか、という数字にも左右されそうです。このようにデータには曖昧さが含まれることになります。
統計学ではこれらの曖昧さを扱う学問です。統計学を使えば、上記のような場合に出てきた42%という結果が本当に40%を超えているのか、それとも偶然の誤差によるものなのかを客観的に判断できます。ビジネス上の意思決定は客観的な判断が求められますので、統計学を学ぶことは大きな武器となるでしょう。
本セミナーでは様々な分析手法をご紹介いたしますが、手法の説明はセミナー内で行いますので初めての方もご安心してご参加ください。
※今後の開催日程については、順次公開いたします。詳細はお問い合わせください。
※こちらの内容は社会人のための最強データサイエンティスト養成セミナーの一部を抜粋したものとなっております。推測統計だけでなくデータサイエンス全般を学びたい方はこちらがおススメです。
※こちらの講義は全4回となっていますが、お申込みいただいた方には分析を行うための考え方やExcelを用いた集計法をご紹介している動画(第0回)をお送りいたします。Excelの基本操作に不安な方やデータサイエンス初心者の方はこちらの動画も併せてご確認ください。
欠席しても動画受講が可能
「出席できない日がある」、「後から復習したい」という向けに2つの特典付き!
1.講義動画の配信
欠席・出席に関わらず「1年視聴可能な講義動画」を配信しています。
2.詳細手順付き講義資料
講義資料を丁寧に作りこみ、後から見ても理解できる構成です。(Excel演習がある講義は操作手順も詳細に記載)
◎本講座のストロングポイント
・全500ページを超える丁寧な資料
デザイナー監修のもと、操作手順まで1つずつ丁寧に記載。資料を読むだけでも内容が理解できます。
・豊富な演習問題つき
講義はExcelを問題を解きながら進めていきます。手を動かすことで理解が進むような構成としています。
・大手企業の分析経験を持つデータサイエンティストが監修
講義内で扱う内容は監修者の経験に基づくものとなっており、非常に現実的な分析を学べます。
受講対象
・お仕事でデータ分析にかかわる方(マーケティング・人事・販売管理)
・ビジネスにデータサイエンスを導入したい経営者の方
・統計、データ分析の概要を短期間で習得したい
・統計、データ分析を実務で活用したい
など
※このセミナーでは、Excelの基本操作ができる方を対象としています。Excelの操作方法についてのセミナーではないため、ご注意ください。
セミナー内容
第0回 動画配信(統計学のための準備)
- ・統計学の歴史と分析目的
- ・データの要約の仕方
- ・Excelを用いた集計方法
- ・【Excel演習】退職者の現状はどのくらい?人事データを用いた集計練習
※第0回動画はご入金確認後にメールにてご案内致します。
第1回(確率と確率分布)
- ・一部のデータとすべてのデータ
- ・標本調査と全数調査
- ・一部のデータを扱う上で生まれてしまう誤差
- ・確率とヒストグラム?
- ・正規分布という確率計算のためのツール
- ・【Excel演習】商品が売れる確率はどのくらい?売上データから確率計算
第2回(推定)
- ・一部分から全体を測る推定という手法
- ・点推定と区間推定
- ・各種推定法(1標本平均値の推定、2標本平均値の差の推定、1標本比率の推定)
- ・【Excel演習】商品開発に踏み切るべきか?アンケート結果から需要を推定してみよう
第3回(検定)
- ・一部分から全体を測る検定という手法
- ・各種検定法(1標本平均値の検定、2標本平均値の差の検定、カイ二乗検定)
- ・無作為抽出法、平均値、比率推定問題(Excel演習)
- ・【Excel演習】Webデザインは良くなった?ABテストによるCV評価
第4回(相関分析と回帰分析)
- ・数値データ間の関連性を測る分析手法
- ・データから未来を予測する方法「回帰モデル」の基礎と応用
- ・精度良く予測するための回帰分析テクニック
- 【Excel演習】売上はどのくらいになる?広告費から売上予測をしてみよう
セミナー基本構成
(各回10分程度の休憩時間を含みます。)
※開催回ごとに多少構成が変わることがあります。
お持ち物と注意事項
※必要環境
Windows:Microsoft Excel 2010 以降
Mac :Microsoft Excel 2016 for Mac 以降
※Office 365(サブスクリプション)版も対応可能です。
※アドイン「データ分析ツール」追加のご案内
講義でアドイン「データ分析ツール」を使用致します。
下記の手順より、お使いのExcelに追加をお願いします。
▼セミナーの催行について
お申し込み人数が最少催行人数に満たない場合、セミナーの開催を【中止】とさせていただくことがございますので予めご了承願います。
【中止】の場合には開催日の7日前までにご登録のメールアドレスにメールにてご連絡いたします。
【中止】となった場合、お支払い済みの料金は全額ご返金いたします。
料金
・お支払い方法はお申込み後にメールにてご案内致します。
・会社名義や旧姓など、振り込み名が本人名義でない場合は事前にご一報下さい
・オンライン回に関しましては開催2日前までに振込確認が取れない場合、会場URLをお送りできませんので特にご注意下さい
定員
特定商取引法に基づく表示
セミナー監修
川原 祐哉(かわはら ゆうや)
〈経歴〉
大学卒業後教育業界に従事しデータを用いた教育指導、経営判断に関わる。
自社のデータ分析・データ管理を行いつつ、実務で使える統計を社会人に教える講座を実施中。ビジネスマンの統計リテラシーの向上を目指し行う授業は、統計初心者にもわかりやすいと好評。またRやpythonを用いた統計解析の個別指導も実施。
和から株式会社:最高分析責任者(CAO)
〈研修・外部提携講座〉
・東京理科大学オープンカレッジ 講師(https://web.my-class.jp/manabi-tus/)
・年間約30社にて法人向け研修を実施
・総務省統計局データ利活用センター様「第2回ビジネスパーソン向け統計データ利活用セミナー」担当講師
〈インタビュー掲載〉
週刊ダイヤモンド2019年2/9号
担当講師
※日程により一部講師が変わる事があります。
会場とスケジュール
動画視聴サービスによる受講
オンライン教室動画コンテンツの購入が可能です。
弊社の動画視聴サービス「ハビット」にてご視聴いただけます。
お申込み後、ご請求メールを確認いただき、お手続き後、ご視聴可能になります。
伴走型個別講座をご希望の場合
オンライン教室個別対応にて本講座の内容を実施しております。
・お申込フォームご要望欄に「個別対応希望」とご記載ください。
(講座実施は、日程を調整しご都合に合わせて対応しております。)
※まずはお気軽にご連絡ください。
◎伴走型個別講座金額:69,900円(税込76,890円(110分×4回)