Excelで学ぶ統計グラフの世界-データのビジュアル化-
情報の視覚効果の重要性を歴史から学ぶ
データを見ることが当たり前となりつつある現代。情報の内容を素早く簡潔に理解し、それを共有または要約するスキルが重要視されています。例えば、長い文章や、大量のデータを羅列されたものでは理解が深まりにくく、多くの人の共感を得るにはビジュアル効果が必須となります。
本セミナーはグラフの必要性や重要性を歴史から理解し、効果的なグラフを選択できるスキルを養う内容となっております。
グラフの特徴を知り、目的に応じたグラフを作成する
グラフにもたくさんの種類があり、どれを使っていいのか判断が難しい場合があります。このような「困難」が生じた場合、共通の問題解決の考え方があります。この考え方をベースに、グラフの特徴をおさえ、目的に応じたグラフが作成できるように、Excelをつかったグラフ作成の演習を行います。
ちょっとした工夫で「一目でわかるグラフ」に
グラフにも最低限の情報を付加することが重要になってきます。しかし、情報を書き込みすぎるとテキストの情報と同様に読み取りづらくなります。「一目でわかるグラフ」を目指して、ちょっとした色の使い方やグラフの編集、またデザインとして活用できるExcelの使い方についても言及いたします。
受講対象
数学が苦手だけど統計に興味がある
グラフを効果的に作成したい
グラフを用いた統計やデータ分析を実務で活用したい
など
※このセミナーでは、Excelの基本操作ができる方を対象としています。Excelの操作方法についてのセミナーではないため、ご注意ください。
セミナー内容
第1回
- ・概要説明
- ・情報の可視化の重要性
- ・グラフの歴史
- ・グラフの種類と作成演習(Excel演習)
第2回
- ・グラフの特徴
- ・目的に応じたグラフの作成(Excel演習)
- ・グラフのデザインについて
セミナーで扱うグラフ:円グラフ、棒グラフ、折れ線グラフ、散布図、箱ひげ図、バブルチャート、レーダーチャート、ヒストグラム、サンバースト、パレート図、etc
※カリキュラム内容は進捗等によって変更されることがあります。
セミナーの様子
セミナー監修
岡本 健太郎(おかもと けんたろう)
<講師略歴>
学歴:九州大学大学院数理学府博士後期課程修了(数理学博士)
出身:山口県下関市
所属学会:日本数学会, 日本アクチュアリー会
資格:高等学校数学科教員免許(専修免許), 統計検定1級(数理統計)
数理学の博士号を取得した切り絵アーティスト。
ドイツのチュービンゲン大学で研究員として滞在。また、日本学術振興会の特別研究員として様々な分野の研究者との交流を深め、血管の数理モデルの構築など、純粋数学から応用数学にかけて研究を行う。
数学教育にも力を入れており、学生から社会人まで、わかり易く授業を展開。指導可能範囲は中学・高校数学から、大学の教養・専門分野、データ分析まで幅広く対応。また「数学」を使ったアート活動(切り絵)を通して、数学の有用性だけでなく美しさや魅力について積極的に発信。
セミナー基本構成
※開催回ごとに多少構成が変わることがあります。
お持ち物と注意事項
PC(Microsoft Excel)、筆記用具(ペン、ノートなど)※必要環境
Windows:Microsoft Excel 2016 以降
Mac :Microsoft Excel 2016 for Mac 以降
※Office 365(サブスクリプション)版も対応可能です。
料金
・お支払い方法はお申込み後にメールにてご案内致します。
・会社名義や旧姓など、振り込み名が本人名義でない場合は事前にご一報下さい
・オンライン回に関しましては開催2日前までに振込確認が取れない場合、会場URLをお送りできませんので特にご注意下さい
定員
10名(先着順)会場とスケジュール
電話:050-5490-7845
ブラウザが利用できるPCやタブレットなどの環境をご用意ください。
※iPad等タブレットの使用は一部機能が制限される場合がございます。パソコン端末でのご参加を推奨いたします。
※zoomの参加方法はこちら
第2クール
第1回 2021年04月07日(水) 19:30~21:30
第2回 2021年04月14日(水) 19:30~21:30
今後の開催日程については、順次公開いたします。