数学は大冒険だ!
公開日
2020年9月2日
更新日
2020年9月2日
できないより、できるようになりたい数学
大人になってから「数学を学び直したい!」と思ったことはありませんか?
学生時代に数学を専攻した方、理系の学科で学んだ方は、「数学」の世界がどのような広がりを持っているかを分かっており、大人になってから数学を役立てられそうな物事に出会った時にも「これは微分方程式を使えばいいんだな」とか、「この問題は確率論で説明がつきそうだ」といったことが思い浮かぶと思います。
しかしながら、文系の方や、数学が苦手な方は、数学にはどのような分野があるのか?も分からないのが現状だと思います。
また、仮に「代数学」「幾何学」「集合論」などという分類を聞いても、それぞれが何を扱うものなのか、どんな問題を解決できるものなのか見当がつかないのではないでしょうか。
だからこそ「学び直したい」と書店へ行って数学関連の本の棚の前に立っても、どれを手に取ればよいのか分からず、そのまま帰ってきてしまう・・・。
日本では「数学が嫌い」な人が6割以上いるとも言われており、社会人は8割程度の方が数学嫌いといった情報もあります。では、なぜこのような「数学嫌い」な方が多いのかというと・・・
数学はなぜ苦手な方が多いのか
1.数学の特性!?
数学嫌いや苦手な方が多いのは、“数学”が「積み上げ型の学問」と言えるからではないかと考えています。
つまり、小学校で算数(例えば四則演算)がよくわからないと、中学で一次関数や二次関数がわからず、ここで躓くと微分積分も当然ですがわかりません。これが歴史などであれば、鎌倉時代がわからない・知らないからと言って明治時代が全く理解できない・・・ということは少ないかと考えます。
2.数学を勉強してきた目的
次に数学が苦手な大きな理由として「数学を学ぶ意味が解らなかった・・・」という方が多いです。
そもそも、勉強していた大きな理由が、「高校受験や大学受験に合格するため」です。意味がわからなかったとしても点数だけ取れれば大丈夫なのです。高校数学にもなると抽象化が進むので、文系の方だと尚更困難を感じて途中で辞めた方も多いかもしれません。数学にはそれぞれの分野で意味があるのです。
・二次関数はなぜ、学ぶのか?
・食塩水の問題は何に使うのか?
・人数分用意されないリンゴのときどうするか?
・速度の問題を仕事に置き換えて考えてみると?
などなど、本来は社会人や大人になってから日常で使う考え方や、計算方法を学び「人生をよりよく生きるため」に数学を活用していくことが必要なのです!
【数学あるある動画】
高校数学までは基礎的な数学を理解することが目的で、大学や統計学などで「問題解決としての数学」を学びます。高校までの数学であっても、社会や仕事の問題に対し“数学”を使い解決していくためにあると考えてみると、数学の勉強する目的や必要性がより見えてくるものと思います。
(もちろん、和からでは数学の美しさを理解するために趣味として学ぶ数学…も人気です)
楽しく、有用な数学を学べる「わからない」を大切にする「和から」。
足し算「和」から楽しくはじめられる「和から」。
WAKARA(和から)では数学を「登山」に例えて少しずつ山を登っていくように、数学の山を皆様と一緒に登っていきます。
山頂の景色は素晴らしく美しい眺めであるように、数学を理解できた景色もまた美しく素晴らしいものなのです!!
ぜひ、皆さんにも「数学は大冒険」をテーマに一歩ずつ数学を好きになってもらえたらうれしいです。
和からはそんな会社です。大人の方、一人ひとりの「わからない」と共に歩む。楽しく、有用な数学、美しき数学を一緒に体験しましょう!!