ディズニーリゾートで学ぶ数字力
公開日
2025年1月17日
更新日
2025年4月26日

和から副社長綱島佑介による「ただの雑談」第3弾。2020年10月ごろのコロナ禍を背景にディズニーリゾートを題材に「数字力」と「統計的感覚」を楽しく学ぶ内容をお届けします。
仕事やビジネスに活かせる数字の力を遊び心で試せるこの企画、ぜひご覧ください。
動画でもご覧いただけます。
この記事の主な内容
はじめに: ディズニーリゾートを題材にした数字力と統計的感覚の学び
ディズニーリゾートをテーマに「数字力」や「統計的感覚」について掘り下げてみたいと思います。仕事を円滑に進めるためには、数字を用いた分析や論理的な考え方が欠かせません。そのために、ディズニーリゾートの来場者データを分析することで、数字を感覚的に捉える力を鍛えることができます。
大人も子どもも夢中になるディズニーの世界で学ぶこのシリーズが、皆さんの日常にどのように役立つか、お楽しみください。
来場者数データの分析: 2019年と2020年の比較
まずは、ディズニーリゾートの来場者数から分析してみましょう。2019年の来場者数は約2900万人でした。これを333日営業にあてはめると、1日あたり約87,111人が来場していたことになります。この数字を目にすると、ディズニーの混雑ぶりをリアルに想像できるのではないでしょうか。
一方、2020年の来場者数はコロナの影響で大幅に減少し、上期の実績は約269万人、1日あたりの来場者数は3万人弱となりました。前年と比べて半分以下となり、感染症の影響の大きさを数字を通じて実感しました。
実地調査での体感: 2020年8月と2021年1月の来場者数とアトラクション利用の違い
数字の力をさらに体感するため、筆者は2020年8月と2021年1月にディズニーランドとディズニーシーを訪問。2020年8月、1日で15個のアトラクションに乗れたことに驚きました。しかし、2021年1月はわずか12個で、しかも人気アトラクションには一切乗ることができませんでした。これは2020年12月に導入されたスタンバイパスの影響です。
事前に情報を知っていたにも関わらず、準備不足の結果、多くのアトラクションを逃してしまいました。やはり実地での体感は重要で、計画と情報戦略がいかに必要かを痛感しました。
数字の力と情報収集の重要性: 体験を通じて得た教訓
数字と情報収集の重要性を痛感した体験でした。事前にスタンバイパスの情報を流し読みしたことで、無駄なく楽しめる機会を逃してしまったのです。次回の訪問時には、スタンバイパスを駆使して混雑を回避し、計画的に楽しむことを心に決めました。このように、数字だけでなく、その背景をしっかり理解することが、成功と失敗の分かれ目になると学びました。
数字を深く理解し、リアルに体感することの大切さを改めて実感した瞬間でもありました。
数字力の活かし方: ビジネスや日常生活での実用性
数字を感覚的に捉える能力は、ビジネスシーンでも大変役立ちます。それは、売上データやアクセス数などの数字を単に見るだけでなく、日別や月別に分解し分析することで、より具体的な対策が見えてくるからです。
ディズニーリゾートでの体験で感じたいくつかの教訓を通じて、数字を読む力を日常生活や仕事に活かし、多様なシナリオでのデータ活用を深めることができました。