ミニ四駆で学ぶ情報収集超入門⑧‐より安定した走行を検証する
公開日
2025年1月11日
更新日
2025年1月26日
WAKARAのマスログ(mathlog)ミニ四駆シリーズの第8弾
綱島佑介が送る「遊びで学び」のミニ四駆バージョン。
厳密なものではなく、ゆる~くデータ収集や分析を行う内容です。
今回はコースアウトの問題個所である「立体交差」を再考してみました。
安定した走行はどのような方法でできるのか!?
【主な内容】
1.タイヤ種類を変えて検証する。
2.再度、立体交差を分析する
3.そういえばギア比
4.今回のまとめ
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安定した走行のための検証
今回は、ミニ四駆の走行安定性を向上させるための検証を行いました。特に、コースアウトを減らすための工夫として、ブレーキの導入が大きな進展を見せたものの、音や負荷の問題が発生し、さらなる安定性向上に向けた取り組みが必要だと感じました。これまで使っていたゼンリンのバレルタイヤを見直し、ロー・ハイトやスポンジタイヤを試してみたほか、立体交差の分析やギア比の再検証も行いました。
タイヤの種類と立体交差の影響
タイヤの種類を変更し、立体交差の影響を分析することにしました。特にタイヤのグリップが走行に与える影響が大きいと感じたので、いくつかのタイプを選んで検証を行いました。ロー・ハイトやオフセットタイヤは、走行中に外れてしまうことが多く、コースアウトの原因となりました。また、車体のブレーキ部分に負荷がかかり、ネジが曲がってしまうなど、安定して走行させることが難しいという結果が出ました。
ジャンプと着地の負荷
さらに、立体交差を再度考慮し、ジャンプ時に車体が受ける負荷を軽減する方法を探ることにしました。高いジャンプを避け、低くジャンプさせることで、着地時の負荷を減らすことができるのではないかと考えました。車体前方を高くし、後方を低くすることで、ジャンプ後の姿勢を前傾にし、着地後の安定性を向上させることを目指しました。
モーターとタイヤのバランス
最終的に、モーターとタイヤのバランスが安定性に大きな影響を与えることが分かりました。特に、パワーダッシュモーターとスプリントモーターを比較した結果、後者の方がより安定して走行できることがわかりました。前後のタイヤを太くしたり、スーパーダッシュモーターを使ったりして、コースアウトしないことを重視した改造を行いました。
次回に向けて
今回の検証を通じて、安定性を高めるためには細かな調整が必要であることを実感しました。見た目を気にしつつも、次回はさらに安定した走行を目指して、タイヤやギア比などのさらなる調整を試みたいと思っています。次回の検証も楽しみにしていてください。