ミニ四駆で学ぶ情報収集超入門⑤
公開日
2025年1月8日
更新日
2025年1月26日
WAKARAのマスログ(mathlog)ミニ四駆シリーズの第5弾
綱島佑介が送る「遊びで学び」のミニ四駆バージョン。
厳密なものではなく、ゆる~くデータ収集や分析を行う内容です。
今回はノーマルモーターの追加検証で、タイヤとホイールを再度試しました。
ノーマルモーター最速のセッティングとは!?
【主な内容】
1.タイヤ径について
2.ホイールについて
3.タイヤ種類について
4.今回のまとめ
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➡ https://wakara.co.jp/mathlog/20210307
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タイヤとホイールの検証
今回は、ミニ四駆のタイヤとホイールについての検証を行いました。小径タイヤを使ったり、タイヤの形状を変更することで、タイムにどのような影響が出るのかを試してみました。前後のタイヤを入れ替えるなど、いろいろなパターンを試した結果、タイヤの形を変えるだけで、なんと10周を3秒を切るタイムで走ることができました。驚くべきことに、あるタイヤの組み合わせではコースアウトしてしまいましたが、それでもタイムは劇的に改善されました。
タイヤとホイールのセッティング
次に、タイヤの幅を変えた場合の影響を検証しました。特にタイヤの太さに注目し、細いタイヤと太いタイヤでタイムに違いが出るのかを調べました。結果として、太いホイールを使うと全体的にタイムが遅くなったのですが、後輪だけを太いホイールに変えると、少し速くなった気がしました。これについてはもう少し追加で検証する必要がありそうです。
ワンウェイホイールの効果
私が子供の頃、ワンウェイホイールが最強だと信じて使っていたのですが、今回の検証でもその効果を確認しました。全輪にワンウェイホイールを装着すると、コースアウトが減り、スムーズにコーナリングできるようになったのです。以前は後輪だけにワンウェイホイールをつけていましたが、全輪に装着することで大きな効果がありました。これにより、ワンウェイホイールの有効性を再確認できました。
データ収集の重要性
今回の検証を通じて、細かなデータ収集の重要性を実感しました。タイムを測定し、セッティングを変更してデータを入力する作業はかなり手間がかかりますが、データを正確に収集することで、後々のセッティングに大きな影響を与えることがわかりました。同じセッティングで何度も検証を繰り返し、データを積み重ねていくことが非常に重要だということを学びました。
まとめと今後の課題
今回の検証でタイヤやホイールのセッティングがどれほどタイムに影響を与えるかがよくわかりました。また、データをしっかり収集して条件を統一することの重要性も再認識しました。次回はモーターを変更して、さらに速いミニ四駆を目指していきます。次回の改造にもご期待ください!