大人のための大学数学入門-線形代数の基礎と応用-
公開日
2025年4月1日
更新日
2026年1月26日

数学が苦手でも、仕事や身近な技術と結びつけながら学び直せる大学数学入門講座です。
「学生時代に数学から距離を置いてしまった」
「大学数学は難しそうで手が出ない」
そんな思いを抱えたまま、大人になってから数学に触れる機会を失っていませんか。一方で、AIやデータ分析、画像処理といった言葉を目にするたびに、その裏側にある数学に興味を持ったことがある方も多いはずです。
本セミナーは、線形代数という大学数学の中でも実用性の高い分野を、基礎から丁寧に学ぶための講座です。行列やベクトルといった概念を、単なる計算としてではなく、図や具体例を通して直感的に理解していきます。
数式に苦手意識がある方でも、理論が何を意味しているのかを実感しながら進められる構成です。線形代数の本質は、複雑な現象を「構造」として捉え、整理し、扱いやすい形に変換することにあります。人口の推移を行列で表して将来を予測したり、回帰分析によってデータの傾向を読み取ったりする例を通じて、数学が現代社会の技術や意思決定とどのようにつながっているのかを学びます。
この理解は、データや情報を論理的に捉える力として、仕事や日常の問題解決にも効いてきます。数学を「解けるかどうか」ではなく、「使って考える道具」として再発見していきましょう。
線形代数とは
線形代数は、大学数学の中でも実用性の高い分野のひとつです。行列やベクトルといった概念は、一見難しく思えるかもしれませんが、実は現代社会のさまざまな場面で活用されています。例えば、3Dゲームや画像処理、AIやデータサイエンスなど、私たちの身の回りの技術の多くが線形代数の原理に基づいています。
セミナー概要
線形代数の基礎から応用までを、具体的な例を交えながら全4回で学ぶセミナーです。行列やベクトルの基本計算から始め、人口予測や回帰分析といった実社会での応用までを扱います。数学に苦手意識のある方でも理解しやすいよう、図や具体例を用いて直感的な理解を重視した進め方が特徴です。大学数学を学び直しながら、現代の技術やデータ分析とのつながりを実感できる内容です。実社会での応用例として、データ分析や機械学習において線形代数がどのように使われているのかを具体的に紹介し、数学がどのように現代の技術と結びついているのかを実感していただきます。
① 人口予測への応用
各都市における人口の推移を、行列を使ってモデル化することができます。こうしたモデルや行列計算から3年後や4年後の人口予測を行うことができます。

② 線形代数と回帰分析
データを予測する分析手法の1つに回帰分析があります。この方法は誤差(ギャップ)を最小にするという考え方により、行列の基本的な計算に落とし込むことができます。

「数学は学生時代に遠ざかっていた」「専門的な知識がなくても大丈夫?」と不安に思われるかもしれませんが、ご安心ください。本セミナーは、数学に苦手意識のある方や初心者の方にも理解しやすいように、丁寧に解説していきます。
よくあるお悩み
- 線形代数を基礎から学びたい
- 大学数学は難しそうで、自分に理解できるか不安
- 仕事に活かせる数学を知りたい
研修・講座のゴール
- 線形代数の基礎概念を直感的に理解できるようになる
- 行列やベクトルが実社会でどう使われているかを理解する
- 人口予測や回帰分析と数学の関係を知る
監修・講師のこだわりポイント
今、流行の人工知能は線形代数がベースとなっています。まさに、これからの時代、線形代数を知っているかが理系かどうかを決めるといっても過言ではないでしょう。
理系とは、計算の速さではありません。情報を行列で整理し、構造として捉え直す視点のことです。本セミナーでは公式暗記ではなく、なぜその操作をするのかを手を動かしながら体感し、世界の見え方が変わる面白さまでご案内します。
ダウンロード可能な講義資料と演習問題
講義で配布する資料は、すべてダウンロード可能です。講義内で演習時間を確保していますので、手を動かしながら学ぶことをおススメします。
1年間学べる復習動画
講義の動画は録画し1年間公開いたしますので、いつでも復習ができるシステムとなっております。途中出席・退席や欠席されたとしても動画で学習することができますのでご安心ください。
受講対象
・数学に興味がある方
・線形代数に興味がある方
・データサイエンスで応用される数学に触れてみたい方
・大学数学の面白さを体感したい方
セミナー内容
第1回:行列の基礎
・行列の基本計算
・1次変換と行列式
・行列のトレース
第2回: ベクトル空間と特殊な行列
・ベクトルが張る空間
・線形独立性と基底
・特殊な行列における性質
第3回: 行列の固有値と対角化
・行列の固有値
・行列の対角化
・人口予測への応用
第4回:線形方程式系と最小二乗法
・データ分析の例
・量的データの予測
・行列計算と回帰モデル
※質問内容やディスカッション内容により、上記内容は変更となることがあります。
セミナーの様子
セミナー基本構成
※開催回ごとに多少構成が変わることがあります。
お持ち物と注意事項
原則、リアルタイムでのオンライン開催を予定しておりますが、最少催行人数に達しない場合は、事前に収録した講義動画の配信形式に切り替えさせていただく場合がございます。
動画配信形式の場合でも、リアルタイム開催と遜色のない内容と学習効果を提供できるよう、充実した内容の講義映像と資料をお届けいたしますのでご安心ください。
開催形式の変更が生じる場合は、開催日の数日前までに改めてご連絡いたします。ご理解とご協力のほどよろしくお願い申し上げます。
料金
・会社名義や旧姓など、振り込み名が本人名義でない場合は事前にご一報下さい
定員
特定商取引法に基づく表示
セミナー監修
岡本 健太郎(おかもと けんたろう)
<講師略歴>
学歴:九州大学大学院数理学府博士後期課程修了(数理学博士)
出身:山口県下関市
所属学会:日本数学会, 日本アクチュアリー会
資格:高等学校数学科教員免許(専修免許), 統計検定1級(数理統計)
数理学の博士号を取得した切り絵アーティスト。
国立研究開発法人科学技術振興機構 研究開発戦略センター 特任フェロー(2021~2022)
ドイツのチュービンゲン大学に研究員として滞在経験あり。元日本学術振興会特別研究員。
数学教育にも力を入れており、学生から社会人まで、わかり易く授業を展開。指導可能範囲は中学・高校数学から、大学の教養・専門分野、データ分析まで幅広く対応。また「数学」を使ったアート活動(切り絵)を通して、数学の有用性だけでなく美しさや魅力について積極的に発信。
担当講師
※日程により一部講師が変わる事があります。



