ミニ四駆で学ぶ情報収集超入門③
公開日
2025年1月6日
更新日
2025年1月26日
WAKARAのマスログ(mathlog)ミニ四駆シリーズの第3弾
綱島佑介が送る「遊びで学び」のミニ四駆バージョン。
厳密なものではなく、ゆる~くデータ収集や分析を行う内容です。
まだ、ノーマルモーターで検証していますが、今回はホイールとタイヤ!
様々な種類があるタイヤはどれが一番早いのか?
【主な内容】
1.ホイールについて
2.タイヤについて
3.検証を開始する
4.今回のまとめ
▷【文字で読みたい方はこちら】
➡ https://wakara.co.jp/mathlog/20210212
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ホイールとタイヤの検証の開始
今回はタイヤについて検証した結果をお伝えします。 このシリーズも様々な試行錯誤を重ねてきましたが、今回はホイールとタイヤについての検証とそのまとめです。実際、タイヤやホイールには多くの種類がありますが、全てを詳しく話すと長くなるため、簡潔にお話しします。私自身、アルミホイールに憧れていたので、まずこれを試したかったんです。
アルミホイールの重量問題
アルミホイールを試してみた結果、5周目で車体が止まってしまいました。 原因を調べると、アルミホイールが重すぎたことがわかりました。計測すると29.4グラムもあり、プラスチック製のホイールと比べて約2倍の重さでした。ノーマルモーターではパワーが足りず、これでは動かなくなってしまいます。この経験から、軽量でスムーズに推進するホイールの重要性を実感しました。
タイヤの多様性と組み合わせ
タイヤにも様々な種類があり、検証を進める中で頭が混乱するほど多くの要素が関係していました。 タイヤの素材、太さ、径、大きさ、さらにはゴムの硬さや柔らかさなど、どれも結果に影響を与えます。それぞれの特徴を調べ、視覚的にわかりやすくまとめてみましたが、最適な組み合わせを見つけるのは非常に難しいと感じました。
検証結果と課題
検証の結果、初期装備のタイヤが最も安定したタイムを出すことがわかりました。 ノーマルモーターでは、径31ミリのホイールとバレル型の細いタイヤの組み合わせが最も適しているようです。他のパーツを試してみても、劇的なタイムの向上は見られませんでした。この結果から、タイヤやホイールの改造だけでは限界があることを感じました。
次のステップの予感
次回の検証では、ガイドローラーを試してみようと思います。 コーナリング時のスムーズな動きを重視することで、ノーマルモーターでも負荷を減らせるのではないかと考えています。こうした検証の結果がうまくいかない場合も、次のステップを考えるのが重要だと実感しました。
次の挑戦に期待してください。