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KPI管理の方法|PDCAで成果を出す4ステップとレビュー運用のコツ

公開日

2023年3月5日

更新日

2026年4月27日

この記事のポイント

KPI管理=設定したKPIを定期的に測定・分析・改善行動につなげる一連の運用
「測る → 比較する → 原因を探る → 改善する」の4ステップ がPDCA基本サイクル
・週次/月次のレビュー定例で、現場と経営の認識をそろえる
・実例:BIツール活用、ダッシュボード設計、未達時のエスカレ条件

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KPIの定義

KPI(Key Performance Indicator)とは、重要業績評価指標と呼ばれ、組織が主要な目標をどの程度達成しているかを示す指標です。KPIは、パフォーマンスを追跡し、改善するために使用されます。

KPIの定義には様々ありますが、以下の要素が共通しています。

– 目標に対する進捗の測定
– 業界のベンチマークとパフォーマンスを比較する
– 時間の経過に伴う変化の追跡

KPIを定義する際に最も重要なことは、そのKPIが組織の戦略と整合していることを確認することです。KPIを適切に、組織内で期待通り機能させることにつながります。

KPIの重要性

KPIを管理するには組織の考え方や文化を変える必要がありますが、そのメリットは十分にあります。ここでは、KPIを適切に管理するために組織の変革を検討すべき理由をいくつか紹介します。

1. より良い意思決定。正確でタイムリーなデータがあれば、より適切な意思決定が可能となり、組織の成長につながります。

2. コミュニケーションの改善。何が重要なのか、全員が認識を共有できれば、コミュニケーションはより容易になります。全員が同じ目標に向かって行動することにつながります。

3. 説明責任の向上。KPIに関連する自分の役割を全員が理解することでミスが少なくなり、全員が自分の行動に対して責任を感じるようになります。

KPIを管理するためのステップ

KPIを適切に管理するための組織改革を目指す場合、成功するためのプロセスを理解することが重要です。この変革を効果的に行うためには、いくつかのステップを踏む必要があります。

最初のステップは、どのKPIを使用すべきか決めることです。このプロセスでは、組織の目標を調査・理解し、どのKPIが最も大きな影響を与えるかを判断するために、利用可能なデータを分析する必要があります。選択したKPIは、戦略と関連していて、測定可能で、達成可能であることが重要です。

KPIを特定した後は、それを達成するための戦略を立てる必要があります。目標と期限を設定し、目標達成を支援するプロセスを明確にすることで、組織内で戦略を共有しましょう。また、すべてのステークホルダーが戦略の中でそれぞれの役割と責任を認識することも重要です。

第三のステップは、KPI達成に向けた進捗をモニタリングするシステムを構築することです。これにはダッシュボードやスコアカードなど、目標に対するパフォーマンスを正確に追跡できる適切な報告システムやツールを作成する必要があります。また、潜在的な問題を迅速かつ効果的に解決するために、パフォーマンスに関するフィードバックの方法を検討することも重要です。

最後に、KPIの目標を達成したことに対して、適切な報酬やインセンティブを与えることが重要です。これにより従業員のモチベーションを高め、目標達成のための努力を促すことができます。

これらのステップを正しく適用することで組織はKPI管理を効果的に行うことができます。適切なプロセスを導入することで組織は成功への道を歩み続けながら、競合他社よりも優位に立つことができるのです。

KPI管理 PDCA 4ステップ

ステップ やること 使うツール例
測る 定義に沿って数値を集計 Excel、SFA/CRM、BIツール
比較する 目標値・前期実績・他社事例と比較 ダッシュボード、レポート
原因を探る 未達の場合、要因分解(5Why、ロジックツリー) 会議、ホワイトボード
改善する 打ち手を決め、次サイクルで効果測定 アクションプラン、OKR

KPI管理が機能しないときの典型パターン

症状 原因 対策
数字を出すだけで議論にならない 「なぜ/どうする」が定例化されていない レビュー会議のアジェンダに「打ち手」を必須化
毎月同じ未達が続く KPI設計が現場と合っていない 四半期ごとにKPIの妥当性をレビュー
現場がKPIを意識していない 給与・評価と連動していない KPI達成度を評価制度に組み込む
KGIへの寄与が見えない KPIツリーが分解されていない KGI→KSF→KPIのツリー図を可視化

KPIを適切に活用できない理由

KPIを適切に活用できないのは、いくつかの理由があります。
その理由の1つはKPIとは何か、パフォーマンスを向上させるためにどのように利用できるかを組織が明確に理解していないことです。
また、組織の目標や目的が適切に定義されていないため、その目標を達成するためにどのKPIが最も有用であるかを特定することが困難であることが理由の可能性もあります。
さらに、組織によっては、KPIを効果的に実施し、管理するために必要なリソースや専門知識がない場合もあります。

KPIとは何か、どのように利用できるかを明確に理解しなければどのKPIを追跡するのが最も有益かを判断することは困難です。また、適切な目標がなければ、どのKPIが組織の目標達成に役立つかを特定することは難しくなります。さらに、多くの組織では、KPIを適切に実施し、管理するために必要なリソースや専門知識が不足しています。その結果、これらの組織はKPI管理を十分に実現できないことが多いのです。

まとめ

KPIをよりよく管理するために組織を変えたいと考えているのであれば、できることがいくつかあります。
まず、組織構造を見直し、KPIとの整合性を高めるために変更できる点がないか確認します。
次に、組織内のコミュニケーションを見直し、明確で簡潔なものにします
最後に、プロセスと手順を見直し、改善できる点がないかを確認します。
これらのステップを踏むことで、KPIを効果的に管理することができるようになります。

 

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<文/須藤>

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