ミニ四駆で学ぶ情報収集超入門⑦-方向性の確認とブレーキ
公開日
2025年1月10日
更新日
2025年1月26日
WAKARAのマスログ(mathlog)ミニ四駆シリーズの第7弾
綱島佑介が送る「遊びで学び」のミニ四駆バージョン。
厳密なものではなく、ゆる~くデータ収集や分析を行う内容です。
今回はニューアイテムとして「ブレーキ」を導入。
モーターを変えて「コースアウト対策」にブレーキは効果があるのか!?
【主な内容】
1.もう一度、考えてみる
2.使用パーツを大幅に変えてみる
3.ブレーキを使って検証する
4.今回のまとめ
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➡ https://wakara.co.jp/mathlog/20210405
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方向性の確認とモーター変更後の結果
前回モーターを変更した結果、コースアウトしてタイムが取れないという悲惨な結果に終わりましたが、それでもとても楽しくてどこを改造しようか、どこから手をつけるかを再度考える時間ができました。今回はパーツを大幅に変更して、これまで1個ずつ検証してきたのとは違う方法で試してみることにしました。さらに、新しいアイテムとしてブレーキも取り入れて検証していきます。
車体の重さとタイヤの効果
これまで検証してきた内容を改めて振り返ってみると、車体が重くなるとスピードが遅くなるのは当たり前ですが、タイヤ径が大きければ大きいほど遅く、逆に小さければ速くなるという結果が出ました。また、ゼンリンのワンウェイホイールが速く、タイヤの種類ではバレルタイヤが一番速いということも分かりました。ガイドローラーは大きいほうが安定し、コースアウトの箇所は立体交差終了後のカーブに集中しています。
ブレーキの導入
これまで考えてこなかったコースアウト対策として、今回はブレーキを導入してみました。ブレーキには前後に取り付けるタイプがあり、今回は前後にブレーキを付けて試走を行いました。試走してみると、ブレーキを付けたことで、コースアウトの回避ができるようになり、特に立体交差を越える際に安定感が増しました。
ブレーキの効果
今回試したブレーキは、スポンジをつけずにカーボン製のブレーキを前後に取り付けたもので、これだけで非常に効果がありました。試走の結果、コースアウトしないようになり、スピードも安定しました。立体交差の入り口や着地時にブレーキがしっかりと働いて、スピードを適度に抑えてくれました。
まとめ
今回はブレーキを導入したことで、元々抱えていたコースアウト対策が大きく改善されましたが、それでもまだ完全な安定性には至りませんでした。特に、コースの継ぎ目でブレーキが当たると音が大きく、コースアウトが心配でした。ゼンリンのバレルタイヤも外れてしまうことがあり、安定した速さを出すためには、もう少し調整が必要だと感じました。次回は、重心を下げるなどして、さらに安定性を向上させる方法を試していこうと思います。
次回もお楽しみに!